俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

2月12日(日)

2012-02-12 05:14:44 | Weblog
★梅の花いつもきれいな青空に   正子
寒さの中に、仄かな香をまとい凜と咲く可憐な梅の花。見上げるといつも澄みきった青空が花とともにあります。早春のみずみずしい空気と春を迎える静かな喜びが感じられます。(柳原美知子)

○今日の俳句
とりどりの遊具整い風二月/柳原美知子
遊具のペンキを塗りかえられたり、整備されて、子供たちが遊びに来るのを待つばかりとなっている。「風二月」がよく効いている。(高橋正子)

○第5回句会入賞発表

ご挨拶
一日寒い日でした。インフルエンザも流行っているようです。第5回のきがるに句会にご参加いただき、ありがとうございました。入賞の皆さまおめでとうございます。毎日、力のこもった俳句をご投句いただいて圧倒されています。切磋琢磨という言葉がぴったりの状況と思います。次回は第6回句会となります。ご投句をお待ちしています。これで、第5回きがるに句会を終わります。

【最優秀/2句】
★福の豆受けて明るき音鳴らす/佃 康水
福の豆をいただくことは、福をいただいたようでうれしい。「明るき音」は、作者の明るく気持ちが出て、句がかろやかなのがいい。(高橋正子)
★雪晴れの空へ明るき鳥の声/井上治代
学生俳句のよさが出た句で、率直でこだわりのない明るさがよい。(高橋正子)

▼その他の入賞句
http://blog.goo.ne.jp/kakan02c/

◇生活する花たち「梅・ミモザの花蕾・桃花芽」(横浜日吉本町・金蔵寺)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月11日(土) | トップ | 2月13日(月) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事