梅雨月のものやわらかに耀けり
紫陽花も屋根もあかるき月の下
朝顔の双葉に月の差しきたり
朝顔の双葉のみどりやわらかに
夜更けての会話に蜜豆食べにけり
投げ入れの花に七夕飾りの笹
水羊羹を作り、子どもたちが喜んで食べた日を、いただいた水羊羹を食べつつ思い出して詠んだ句。
裏庭の笹がそよぎて水羊羹
ベランダのトマトの青き香に浸る
七月の夜雨の音の弾みけり
葛桜わが正体に何もなし
プチトマト摘めば手元に朝日差す
梅雨の夜の涼しさ句集などを読み
夏みかん剥かんと手にして手が大きい
紫陽花の錆びてきていてよき色に
青楓そよげば闇がそよぎたり
夏至の雨つらつら糸のごとく降り
遠闇に雨を呼びたて夏蛙
冷やし水飲み干し遠き夏蛙
かの国は夏至の祭りの最中なる
さくらんぼの茎のみどりのあかるかり
紫陽花も屋根もあかるき月の下
朝顔の双葉に月の差しきたり
朝顔の双葉のみどりやわらかに
夜更けての会話に蜜豆食べにけり
投げ入れの花に七夕飾りの笹
水羊羹を作り、子どもたちが喜んで食べた日を、いただいた水羊羹を食べつつ思い出して詠んだ句。
裏庭の笹がそよぎて水羊羹
ベランダのトマトの青き香に浸る
七月の夜雨の音の弾みけり
葛桜わが正体に何もなし
プチトマト摘めば手元に朝日差す
梅雨の夜の涼しさ句集などを読み
夏みかん剥かんと手にして手が大きい
紫陽花の錆びてきていてよき色に
青楓そよげば闇がそよぎたり
夏至の雨つらつら糸のごとく降り
遠闇に雨を呼びたて夏蛙
冷やし水飲み干し遠き夏蛙
かの国は夏至の祭りの最中なる
さくらんぼの茎のみどりのあかるかり
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