俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月22日(月)

2024-04-22 17:46:58 | 日記
小雨、のち曇り
大樹みな若葉となりて暗がりに  正子
きんらんの黄が目をうばう春の森   正子
金髪の母と子若葉に遊びたる   正子

●住んでいる日吉3丁目の東の突き当りは60段ほどの急な階段があり、日吉の丘公園に続いている。きょうはこの階段をのぼり、日吉の丘公園へ出た。雨の後の公園は地面はしっかり湿り、コナラやクヌギ、ムクの大木の新緑が上からかぶささるようにふさふさと葉を増やしてうす暗い。桜は葉桜になっているが、種類は御衣黄、大島桜、一葉、山桜など。一葉は葉桜となっても花をつけ、花は手で触るとすぐ散る。


はじめ、十羽ばかりの烏がコナラの若葉に集まって鳴いているだけだったが、そのうち、母と子供二人、みんな金髪の親子が来た。何語が話していたが、英語でもフランス語でもなく、ほかの言葉に聞こえた。帰りに女の子のそばを通ったので、「ハロー」と声をかけると、にこにこして「ハロー、コンニチハ」と返してくれた。「この公園がすきなの?」と聞くと好きだという。母親が「コンニチワ」と遠くから手を振ってくれる。これと言った遊びをしているわけではないが、木の中を走ったり、隠れたり。帰り道、入口辺りに、「金蘭」を見つけた。まさかと思ったが、間違いない。もとは里山なので、こういった植物が残っている。
コメント
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