俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月16日(火)

2024-04-16 07:18:53 | 日記
晴れ
若葉して銀杏並木の坂なせる 正子
ふさふさと欅若葉が空を刷き 正子

●早朝からオナガがよく鳴いている。循環器の定期診療の日。ようやく検査数値が落ち着いた。 自分に合った生活ができるようになっている結果らしい。

●待ち時間、くまざわ書店に寄る。『戦後思想の到達点』(NHK出版)を立ち読み。柄谷行人と見田宗介のそれぞれに大澤真幸がインタビューした本。見田宗介の方に親近感をもつし、見ている世界が馴染みやすい。戦後、日本の思想はどうなって、どこまで行っているのか、はっきりと知りたいところ。

●三日見ぬ間に、とはよく言うが、本当にあたりが一度に若葉になった。慶大の銀杏並木が若葉色に染まり、欅もふさふさと若葉をそよがせている。新入生が真新しい制服でがやがやと駅へ集まってくる。三日前には気づかなかったこと。



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