俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月25日(火)

2023-07-25 09:54:39 | 日記
晴れ。
朝蝉の湧き立つ声の遠きより       正子
白竜胆と言えど青いろ花先に       正子
小さき花となるもペチュニア咲き続く   正子

●角川俳句8月号の注文分が届く。クローズアップに正子の俳句7句が掲載される。注文した人たちに発送の準備をする。
「俳句」に載ったのは、人は良かったと言うだろうが、うれしい気持ちになれない。あからさまに俳壇の気分を感じてしまうからだろうが。

●鳩居堂で買ったシルクスクリーンの葉書き、気づくと80円から110円に値あがっていた。食器売り場でも、有田焼の普通の湯飲みが一個3680円とか。
日々物の値上がりを感じていたが、普段使いの湯飲み一個の値段に驚愕した。世の中すっかり価値の基準が変わったんだと。

多分、人の価値の基準も変わってきたのだろうと思う。老人があの世行きたがる、孤独が淋しいという「さびしさ」の原因は、価値の基準を共有する人がいないということだろう。


コメント
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