曇り
●近所の桜の大木が切り倒されて蝉に声が聞けなくなった。桜が切り倒されたあとに、瀟洒なマンションが建っている。わずかの植木に小鳥は来ても蝉はこない。今朝北窓を開けると、みんみん蝉の声が小さく丘の山から聞こえてきた。蝉のことを忘れていたが、今は何といっても蝉の季節。
●遺族年金の手続きが中断。理由は5か月ほど勤めた私学の年金を申請していないから、こちらを申請するようにと。私学の年金手続きで、勤務校の証明というのがある。この私学は廃校になって、証明がもらえない。どうすればよいかと、私学共済に電話すると、「そこは書かなくてよい」との返事。ここでつまずいて、申請をあきらめたことを思い出した。そんな、簡単なこと。書類というのは、微細書かれているが、その社会だけに通じる何かがある。数学の問題を解くように書類を埋めることはできない。素人が重要と感じたことが、無視してよいことだったり。