俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月31日(日)

2010-01-31 21:15:29 | Weblog
俳句
降り積みし楓もみじも枯葉なる
枯るる木に空はあおあお広がれる
蕾紅く小さく固く実生梅
賽銭を放りて拝む梅の寺
裸木の椋も欅もみな大樹
冬霞む夜に出て布巾干しにけり
裏山も清められいて節分寺
水浴びの水にかがやく春の椋鳥(むく)
日当たって山の椿の花であり
たらの芽のまだ枯色で棘ばかり

晴れ
○午前中、金蔵寺へ梅を見に信之先生と出かける。実は、2月吟行の下見。梅は大かた蕾だが、小さい木は開いている。2週間もすれば、ちょうどよいだろう。
日吉商店街のマルヤさんで、吟行の昼食にするお寿司を見て、ひと箱試しに買う。

○境内で、金蔵寺の世話をしている大工さんと出会い、話をする。昭和24年、日吉生まれ。われわれが四国松山から来たと話すと、奥さんは高知の薬屋の娘さんだと話してくれた。日吉は急に都市化しすぎたとも。金蔵寺の前に堀があって、道があって、田んぼが綱島の山まで続いていたとのこと。

○椋の木、糯の木、欅、実生の梅の木の話をする。欅は子供のころと幹の太さは変わってないとも。

○節分句会の投句を済ませた。節分句会、外部のかたがはやばやと二人投句。

○2010年、1月月間賞の祥子さんに電話。
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