goo blog サービス終了のお知らせ 

俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表
©髙橋正子 ©Masako Takahashi

4月23日(水)

2025-04-23 17:09:16 | 日記
雨、夜あがる

●ネット環境が変わって困っていたが、ネットが繋がる場所を確保したので、未明から「自由な投句箱」のコメントや添削などを書き込む。外に出てみると、未明の風はまだまだ寒い。

●家事をしながら、リルケの「呼吸」の詩を思い浮かべていた。私の考えをそっくりと思ったが、よく考えると、リルケの考えの裏側がそっくり私の考えだと気づいた。リルケは「呼吸は詩」だと言っている。私は「詩は呼吸」だと思っている。「逆もまた真なり」と思いたいが、どうだろう。
命題 : (P \Rightarrow Q ) Pを呼吸→Qは詩
逆:( Q \Rightarrow P )   Qを詩 →Pは呼吸

●夕食は、句美子がお鮨をたのんでくれた。アプリで頼んだようだが、いつものお鮨屋さんが配達してくれた。お澄ましを作って、りんごを剥くだけで済んだ。

●頂いた「六花亭」の白樺羊羹を食べた。白樺羊羹は見るのも食べるのも初めて。白樺の幹の皮を模した紙が巻かれて、糸が付いていて、糸で切りながら食べるようになっている。味は本来の正真正銘の羊羹。句美子は本当の羊羹の味は知らないという。松山のうずずみ羊羹も、虎屋の羊羹も普通の羊羹というには特別すぎる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月22日(火)

2025-04-23 04:44:29 | 日記
晴れ、時々曇り、風強し
みどり児にはや葉桜の陰生まれ 正子
みどり児の頬がぶっくり夏近し 正子
九条葱刻めば四月の浅みどり  正子

●晴れて風が強い。午後、赤ん坊は、両親と一緒に生後一か月検診に出かけた。ゴールデンウィークに差し掛かるので、生後3週間目の検診ということらしい。体重が順調に増えているかどうかが大事なことらしい。大いに太っているので安心とのこと。

●みんなが出かけた間に、洗濯と掃除、布団干し、ベランダの花の世話など。腰痛や脚の痺れは、使い過ぎが原因なので、少し控えめと思いつつ、普通に働く。朝顔の種をどこに蒔こうか、思案中。

●夜、中・高の同級生の朋子さんから俳句3句がメールで送られてきた。愛犬が亡くなった俳句がある。老衰のようだ。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月21日(月)

2025-04-22 01:03:20 | 日記
晴れ

●10本ばかりあるスイートピーがよく咲きはじめ、オレンジ色のも咲いた。咲いているだけ剪って仏前に供えた。

●晃さんから、「私とリズム」の訂正原稿を受け取る。冒頭部分を書き加えてもらった。愛媛の先生方の秀句の原稿を受け取る。

●午前ハート内科、午後腰痛と脚に痺れのために整形外科へ。レントゲンを撮ったが、単に使い過ぎによる痛みとのこと。痺れは筋肉が圧迫されたせいとか。これはよくわからないが。飲み薬を飲むかと言われたが断り、ロキソニンテープだけ処方してもらった。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月20日(日)

2025-04-20 14:52:46 | 日記
曇り、風が強い

●洋子さんの100句を読み込む。前に送ってもらった句と照らし合わせながらの作業。洋子リリシズムが素晴らしい。ところどころ、差し替えた方がいいのでは、と思う句があるので、今日、明日検討。明日は定期受診で時間をとられるので、今日、ほとんど済ませる。

●洋子さんが横浜に来ることになったので、その打ち合わせを電話でする。100句について、話すことになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月19日(土)

2025-04-20 14:45:50 | 日記
晴れ

●夜、晃さんの「私とリズム」の原稿について、電話で話す。冒頭に数行書き加えてもらうことにした。読みやすくするために、原稿を書く理由や背景などを加えてもらう。

●ばら寿司をつくる。蕨と人参と鮭とちくわの簡単な具。蕨はやわらかいので、見た目の存在感あり。

●ネットと調べると、私の場合の腰痛をなおすには、安静が大事とあったので、夕食後、早々に就寝。夜することにしている「自由な投句箱」の整理と「正子の俳句日記」をパス。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月18日(金)

2025-04-18 20:17:32 | 日記
くもり、ときどき晴れ

ひとにぎりの蕨ひとまずテーブルに 正子
蕨いきいき湿りし紙に包まれて   正子
暗がりに置いて蕨を灰汁ぬきす   正子

●洋子さんの『俳句の杜2025年』の100句と、晃さんのエッセイ「私とリズム」を読んでいる。どちらも、大げさではなく、人生をかけている。こちらも性根を入れないといけない。

●府中の妹より、娘の出産祝いの品々と一緒に、因島の八朔と、家の裏でとれた蕨や、自家菜園の野菜などを送ってくれた。蕨が家の裏で採れるとは、知らなかった。早速、沸かしたお湯に重曹を入れ、蕨の灰汁抜きをした。あすは、これで、ばら寿司を作る予定。妹の家では、ばら寿司に八朔をいれるらしい。句美子が八朔の苦みがなくて甘くておいしいと言って喜んでいた。

🍃🎻🍃
     My younger sister sent us two packages. One was for my daughter, who gave birth to a baby boy on April 1st. The other was for me and included hassaku oranges, bracken shoots, wagkegi (Japanese bunching onions), and other items. The bracken shoots grow in the backyard of her house. I hadn’t known that for a long time. Tomorrow, I will make Bara-zushi using the cooked bracken shoots after removing their bitterness.
🍃🎻🍃
     Meine jüngere Schwester hat uns zwei Pakete geschickt. Eines war für meine Tochter, die am 1. April einen Jungen zur Welt gebracht hat. Das andere war für mich und enthielt Hassaku-Orangen, Farntriebe, Wagkegi (japanische Bundzwiebeln) und andere Dinge. Die Farntriebe wachsen im Garten hinter ihrem Haus. Das wusste ich lange Zeit nicht. Morgen werde ich Bara-zushi zubereiten, indem ich die gekochten Farntriebe nach dem Entfernen ihrer Bitterkeit verwende.
    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月17日(木)

2025-04-18 00:12:40 | 日記
晴れ
剪りとればみずみずしくて小さき薔薇 正子
柿若葉きらきら住宅街の庭      正子
春たけなわ麦茶を沸かす匂いがし   正子

●良い天気だった。夜中。月を見ようと外に出たが、月は見えなかった。

●外の景色はベランダからと、玄関に少し出てあたりを見る程度。今日はベランダのミニ薔薇と撫子が咲いたので、切って信之先生に供えた。薔薇と撫子を生前よく使っていた青い切子グラスに活けた。私用に赤い切子グラスがあるが、こちらはほとんど使っていない。これから使おうと思っている。

●リルケの『新詩集』のなかの「林檎園」には、夕方の芝生の緑の色から触発された思いをつづっている。林檎の木のしたにひろがる芝生の色に眼を向けている。この緑の色がいいと思ったのだろう。俳句の場合でも、いい色に出会ったとき、なんとか一句物にしたくなる。平凡なところでは、海の青、茄子の紺など。ところがリルケは「夕方の芝生の緑の色」に魅力を感じている。この辺りに、詩人の資質をみるところだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月16日(水)

2025-04-16 18:29:52 | 日記
晴れ

●きのう、今日と天気がよい。しばらくこの日和が続きそう。今使っているこのブログが消滅することになった。ブログはほかにもいろいろある。ちょっと考えよう。

●花冠会員のかたから、出産お祝いの陣中見舞いをいただく。至れり尽くせりの心遣いに感謝のほかない。身内のできごとなのに、みなさん、自分事のように思ってくださる。これもよく言われる、「俳句の功徳」なのかと思う

🍃🎻🍃
This Goo blog will be closed and extinguished by November 18th. I need time to think about what I should do in the future to keep my journal.
🍃🎻🍃
Dieser Goo-Blog wird bis zum 18. November geschlossen und eingestellt. Ich brauche Zeit, um darüber nachzudenken, was ich in Zukunft tun soll, um mein Tagebuch weiterzuführen.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月15日(火)

2025-04-15 23:58:17 | 日記
快晴
金いろの春満月の昇りゆき 正子


●街灯やマンションの灯があるので、星がうすくしか見えない。その中を動く赤っぽい光がある。飛行機なら点滅するだろうが、しないので、もしかしたら、宇宙ステーションなのかと思った。宇宙ステーションはどこにいつ見えるか計算すればわかるのだろうが、そんなことはできないので、勝手に想像してみる。電線に邪魔されたので、行方をさがしていたら、あっという間に見えなくなった。雲の彼方に消えたのかもしれない。

●4月月例ネット句会の入賞発表の皆さんのコメントを貼り付けるのは今日になった。皆さんのコメントを読ませていただいていると、いろいろあるので、面白い。自分のコメントがマンネリになっているのがわかる。今月の投句を読みつつ、冷静にみて、家(花冠)って、俳句のレベルが高いんじゃないかと。新しく入った人も、作った数が少ないだけで、レベル高いと思う。スモール・スリーを目指そうじゃないか、とひとり悦に入っている。


●晃さんから「私とリズム」の原稿が届く。今日は、ゆっくり読む時間がないので、さっと読んだだけだが、素晴らしいと思った。なにが素晴らしいのか、よく読んでみることにする。

🍃🎻🍃
     In this evening sky, I saw what seemed to be the space station flying away. However, I am afraid it wasn't the real space station. I only saw a reddish light moving through the southeastern sky. This evening, the spring moon was gold. That sight made me imagine a canary that had forgotten the song of children's songs.
🍃🎻🍃
     In diesem Abendhimmel sah ich etwas, das wie die Raumstation aussah und davonflog. Doch ich fürchte, es war nicht die echte Raumstation. Ich sah nur ein rötliches Licht, das sich durch den südöstlichen Himmel bewegte. An diesem Abend war der Frühlingsmond golden. Dieses Bild ließ mich an einen Kanarienvogel denken, der das Lied der Kinderlieder vergessen hatte.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月14日(月)

2025-04-14 21:27:41 | 日記
晴れ

●4月月例ネット句会入賞発表
https:/blog.goo.ne.jp/kakan02d

●今夜は満月のように見える。金色の月。

●この11月18日でgooブログが廃止になると言う知らせを受け取る。廃止以降は、これまでの投稿はすべて見れなくなる。その保存をどうするか、次になにを使うか考えなくてはいけない。花冠はホームページが無くなっていらい、ブログを中心に活動してきた。転向を余儀なくされる。幸い相談できるものはいる。よく検討して次の段階を考えたい。

記録の長期保存、文化保存はいまのところ、紙に記録するのが、一番安心できるようだ。ネットはやっぱり、即時性が重要なので、保存には向かない気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月13日(日)

2025-04-13 21:08:02 | 日記

●4月月例ネット句会。15名参加。

正子投句
みどり児に春月天心までのぼり 
遠山の桜濡れているらしく
花冷えの水の旨さをごくごくと

●一日雨。赤ん坊がやって来て、わが家は臨戦態勢状態なので、昨日はおにぎり、今日はいなりずしを作ってテーブルに置いおいた。ミニトマトといろいろサラダ菜をタッパーに入れて冷蔵庫に。麦茶をたっぷり沸かしておいた。 昔の農繁期の食事を思い出した。

●赤ん坊を見ていて、リルケは娘のルートの世話を少しはしたのだろうかと思った。ルートが結婚するときは、インゼル書店の社主のキッペンベルグに相談し、父親らしいことをしたようだが。このキッペンベルグは、リルケから離婚の相談をもちかけられて、離婚はしないように言ったということだが、どんな考えだったのか。

🍃🎻🍃
     We held the monthly haiku meeting for April online. Fifteen people participated, each submitting three haiku, and we selected five from the submitted works. Tomorrow morning, I will announce the winner of the April haiku meeting. I am looking forward to seeing who receives the gold prize. As the leader, I will make the final decision on the gold prize winner.
🍃🎻🍃
     Wir haben das monatliche Haikutreffen für April online abgehalten. Fünfzehn Personen haben teilgenommen, jeder hat drei Haikus eingereicht, und wir haben fünf aus den eingesandten Werken ausgewählt. Morgen früh werde ich die Gewinnerinnen des April-Haikutreffens bekannt geben. Ich freue mich darauf zu sehen, wer den Goldpreis erhält. Als Leiterin werde ich die endgültige Entscheidung über dendie Goldpreisträger*in treffen.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月12日(土)

2025-04-13 13:03:28 | 日記
曇り 夜、雷雨

●腰痛。働き過ぎ。昼ご飯は饂飩。洋子さんが呉れたれた、たち吉の漆器のどんぶりによそおったら、料亭みたいだと、若い者は喜ぶ。これで料亭なら、お安いこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月11日(木)

2025-04-12 00:38:10 | 日記
曇り、夜雨、夜中近く上がる

雨あとの春月天心まで昇り 正子
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月10日

2025-04-11 00:24:11 | 日記
曇り、夜雨

●ますみさんからブーケをいただく。髙橋正子の俳句日記を読んで、わが家に赤ん坊が来たことを知って、私にお祝いのブーケを贈ってくださった。私までまさかのお祝をしていただいて、大変うれしく思っている。シックな色あいの花で、仏前に供えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月9日(水)

2025-04-10 23:58:26 | 日記
晴れ

●どこをとっても、これほどいい天気はないだろうという、桜が散り始めた今日、赤ん坊がわが家に3時半ごろやってきた。両親と赤ん坊と3人で当分わが家で過ごす。赤ん坊は男の子だが、生後9日で、いろんな表情をする。眼をあわせとうとする。見えているのかどうか。はや、見ることが好きな子だと言われている。私は、赤ん坊をだた見ているだけで、抱っこはしない。夜、お祝いの食事をする。一日、落ち着かずに終わった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする