山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

姫神山(登山指数はC)

2018-05-16 21:06:38 | 旅行

明日17日から雨が続く予報なので、今日は姫神山(1123.8m)に向かう。石川啄木が生まれ育ったのがこの姫神山の麓で、「ふるさとの山に向かいて言ふことなし、ふるさとの山はありがたきかな」は岩手山やこの姫神山を詠んだもの。

姫神山

天気予報は晴れだが、登山指数を公表しているサイトの評価はCで「風または雨が強く、登山に適さない」

2015年以降今回で5回目だが、独立峰の山頂は毎回風が強かったし下界の最高気温が30℃に迫るとの予報なので、強めの風は丁度いいだろう。

時事川柳を投句してからの出発なので7時半頃になり、その時間帯に国道4号を北上すると交通の流れが悪く、イライラするので別ルートを行くことにした。

ナビを頼りに進むが初めて走る道路は緊張するし、ほんとにたどり着くのかと不安にもなる。

現地の案内標識も見ながら、一か所だけナビの指示に背いたが想定通り8時30分頃、広い駐車場とトイレが完備されている代表的な一本杉登山口に到着。

半袖シャツ1枚でちょうど良さそうな気温、準備を整えゆっくり歩きだすが、岩手山は五合目あたりから山頂にかけてぼんやりと見えるだけで、それ以外の山は見えない。

岩手山(両側の秋田駒ケ岳と八幡平が見えない)

間もなく一本杉の名に起因する杉の大木のそばを通過するが、ここまでに出会った花は、キジムシロ、マイヅルソウ、キバナイカリソウ、シラネアオイ、フデリンドウ、エンレイソウ、シロバナエンレイソウ、ヒカゲスミレ、タチツボスミレ

一本杉

キジムシロ

葉はスズランのもの

マイヅルソウ

咲き始めで咲いているものを探すのが大変

キバナイカリソウ

シラネアオイ

フデリンドウ

エンレイソウ

シロバナエンレイソウ

ヒカゲスミレ

タチツボスミレ

 次第に勾配がきつくなるが、花の写真を撮りながらゆっくり歩くと、五合目に至る『ザンゲ坂』が待ち受ける。

急勾配区間が階段状に整備されているものの、短めのコンパスを段差に合わせるのが大変、でもこの難所を過去4回に比べて最も楽に乗り切り5合目で小休止。

今日の暑さに備え、飲み水に塩を混入させてきたが、多すぎた。海水のような濃度、適当(いい加減)に入れたのが間違い、次からはちゃんと計算して適当(ほどよく)に塩を入れなくては。

山頂直下までは林の中で展望は得られないが、日差しが遮られているので比較的楽に歩き10時半ころ山頂到着、コースタイム1時間35分に遅れること11分の1時間46分は上出来。

花は、コキンバイ、ヒトリシズカ、カタクリ、フイリミヤマスミレ、ヒメイチゲを確認。

コキンバイ

キジムシロに似ているが葉が違う

ヒトリシズカ

カタクリ

終盤を迎えたが日陰には綺麗なものが残っている

フイリミヤマスミレ

ヒメイチゲ

 

360度の展望は岩手山の上半身だけだが予想通り、汗を乾かすのに丁度良い強さの風も予想通りで登山指数Cは過小評価。

山頂から岩手山が薄っすらと

山頂にて 半袖でちょうどいい

 

巨岩が重なる山頂は割合広く、10名ほどの登山者が思い思いの場所で休憩・早めの昼食をとっている。

風を遮る岩の間にガスコンロをセットし、お湯を沸かそうとするがなかなか沸騰しない、待ちきれないので沸騰していないお湯をカップヌードルに注ぎ、待ち時間を長めにしたところ食べるのに支障のない柔らかさだった。

風の影響は少ないはずで沸騰しないのはおかしい、帰ったらバーナーを点検しよう。

山頂には1時間ほど滞在し、花の写真を撮りながらゆっくりと下山するが、登るとき撮った花に再びカメラを向けたり、登るとき見逃した花に気付いたりと、相変わらずのんびりしたもの。

下りのコースタイム1時間10分に対して、1時間44分は登りの1時間46分と同じで、歩くのが遅いことが証明された。

登山口にたどり着いたのが13時10分ごろ、途中でコンビニに立ち寄って取りすぎた塩分で乾いた喉を潤す水と炭酸水、計1リットルを購入し、飲みながら帰宅したがまだ喉が渇いているの、今度はビールを飲むことにする。

次はどこに行こうかな?早池峰山、秋田駒ケ岳、栗駒山、岩手山・・・・・・その前に五葉山のツツジ、シャクナゲも気になる。

 

コメント

時事川柳(入選という花を探して)

2018-05-16 16:07:07 | 日記

かつては、北海道出身の力士が大活躍した大相撲、今北海道出身者は何人いるのだろう?岩手県出身者は昔から少なくて、東前頭17枚目の錦木ほか5名と寂しい。

夏場所が始まった大相撲は、土俵に女性が上がれない「女人禁制」だが、県内ではスポーツ少年団の女子が活躍しており、男女とも参加する行内大会が40年近く続く学校もあるという。

この記事を目にし、テレビの大相撲解説者が「この力士は懐が深い」と言ったことを思い出し、念のため電子辞書で「懐が深い」を確認したところ

①    相撲で、四つに組んだ時、胸のあたりが広くて相手になかなかまわしを与えない。

②    包容力がある。度量が広く、肝要である。

とあり、これはいけるかもと、詠んだ句が見事入選。

スポ少より懐浅い大相撲

コメント

時事川柳(入選という花を探して)

2018-05-14 09:02:22 | 日記

今年44回目の入選が通算1,100回目となりました。

初入選は平成13年12月26日、1,000回目が平成29年7月28日です。

昨年8月に開催された中学校の同級会で「1,000回は通過点で、目標は2,000回」と豪語してしまいましたが、ようやく1合目にたどり着いたばかり、一歩一歩着実に歩きます。

7月の海に祝日漂いて

先週金曜日の記事によれば、7月第3月曜日の祝日「海の日」を2021年以降、7月20日に固定する案を巡り観光業界が反発しており、3連休の消滅で失われる経済効果は2,068憶円とか。

固定化する理由は祝日の理念を重視するためで、海の日は1876年に東北を巡幸した明治天皇が船で横浜港に戻った日だそうですが、知ってる人はあまりいないと思います。

見出しは「海の日固定 波高し」でしたが、一ひねりして漂わせました。

退職後はサンデー毎日の身であり、どちらでもいいが連休になると混雑がひどくなるので、連休は好ましくないと身勝手なことを考えています。

コメント

時事川柳(入選という花を探して)

2018-05-12 13:26:53 | 日記

なんといっても富士山は日本一の山、標高3,776mは第2位の北岳3,193mを大きく上回り、どの方向から見ても円錐形の端正な姿は、きわだって美しい。

日本各地に(外国にもある)「〇〇富士」という山があることからも、富士は日本一の山。

登山者の数も日本一かどうか分らぬが相当なものらしく、登山道に渋滞が発生する事もあるという。

マイペースでのんびりと登りたいし体力的に厳しそうなので、富士山は登るより眺めて楽しむことにしています。

そんな「富士」を冠した大学が岩手県花巻市にあり、同大学の卒業生がプロ野球西武ライオンズで活躍しています。

パリーグは富士大学出身の山川穂高、多和真三郎、外崎修汰の3人の目覚ましい活躍もあり、西武ライオンズがダントツの首位で、3月、4月の月間MVPに山川内野手と多和田投手が選ばれました。

二人は沖縄出身、外崎選手(内野も外野も出来る)は青森出身ですが、富士大学で技を磨いた岩手育ちということで、応援しています。

同じ西武ライオンズの菊池雄星投手は、岩手生まれの岩手育ちで花巻東高校出身、4選手の活躍で西武の快進撃が始まったころ、『花巻に足を向けては寝ぬライオン』を投句しましたがボツでした。

今回、小見出しの「両輪西部をけん引」から、西武電車の車輪がピカピカに磨き上げられた様子をイメージして詠んだ句が入選しました。

富士大で磨いて西武の両輪に

コメント

時事川柳(入選という花を探して)

2018-05-11 10:06:48 | 日記

同年代の新米高齢者が集まると薬談義に花が咲きますが、御多分に漏れずに愛飲しているのが、血圧を下げるものと尿酸値をさげるものの2種類の薬。

高血圧も痛風も症状は軽度ですが、これ以上悪くならないように真面目に医師の指導に従っています。

痛いとか苦しいのは嫌だし、もっと嫌なのが医療費が嵩むことなので、暴飲暴食を避け適度な運動とバランスの取れた食事に心がけています。

人力で畑を耕して育てた野菜を食べ、山歩きやスキーで体を動かしたあとは、動物性たんぱくやアルコールも補給しており、ある程度の健康を保っていると思います。

薬は出来るだけ飲まない方がいいので、これ以上増やさないよう減らすようにしたいと、製薬会社に嫌われそうなことを考えています。

 

『武田薬品がシャイアー買収』この見出しが目を引き、じっくりと読んでみました。

武田薬品工業が欧州医薬品大手シャイアーを約7兆円で買収、この額は国内企業による海外企業買収での過去最高額とのこと。

記事の「武田は新薬開発を強化し収益を拡大し、生き残りを目指す」に着目し、「シャイアーは高い価格で販売できる薬を多く持ち、高い収益力を誇る」から特効薬が閃いて詠んだのがコレ。

生き残る特効薬と買収す

 

コメント