ＮＨＫのインターネット業務の在り方を検討する総務相の有識者会議は、ＮＨＫによる地上波番組のネット配信について、テレビ放送と同様に実施を必須とする「本来業務」にすることを柱とする報告書を示しました。
記事には「ＮＨＫに既に受信料を支払っている人は追加負担なくスマホで番組を視聴できる というのが有識者会議の報告書の骨だ」とある一方で「テレビを持たない人が料金を支払ってスマートフォンで番組を見たい人がどれだけいるかなど課題は多い」とあります。
テレビ離れが進み受信料収入が減る中、ネットに活路を見出すというこの「骨」について、私は筋違いのような気がして骨折り損のくたびれ儲けにならなければいいなと、老婆心ながら思いながら、ネット→網→捕まえる・広げる と考え、「ネットにも網を広げるＮＨＫ」と「ＮＨＫネットのＮを追加する」と一緒に投句したところ、この句が網に引っ掛かりました。
「からめ捕る」を確認したら「捉えて縛る 捕縛する」と強い意味がありましたが、中七に納めるためにこうなったもので、取れるところから取る、ＮＨＫのそんな思いがにじみ出ており結果オーライかなと思いました。
ご存じの通り、直近1週間分の地上波放送を無料で観ることができるサービスです。
このサービスは受信料契約をしている人だけが享受できますが、テレビを持たず受信料契約をしていない人にもサービスの範囲を広め得たら、いっそう価値が高まるように思います。
もちろんそのためには新たな契約形態が必要だと思います。それが近未来の姿ではないでしょうか。
テレビを持たず受信契約がないため番組を観られない人を救済するために、早く新たな契約形態の実現が必要だと思います。
一方ＮＨＫ側の思惑としては、幅広く受信契約を結びたいということがあるかもしれませんね。
どちらかというと、世間の見方はそちらの方なのでしょうか？
今回の記事には様々な考え方などが紹介されていましたが、分かりやすくて句作りに役立つ部分だけつまみ食いしたものです。
混乱するのでブログに載せませんでしたが、「世界では公共放送による多くのサービスが進んでいるのに、遅れていた日本がようやく一歩を踏み出すことを評価するが、制度づくりはこれから」とありましたし、「新たなサービスが始まるわけじゃない、視聴者が得るものはない、ネット視聴者に費用負担を求めることは、机上の空論」ともありました。
記事にはありませんでしたが、ＮＨＫは最近受信料を値下げしており、テレビ離れによる減収を加速されるようなやり方に疑問を感じておりました。値下げした一方で、取れるところからは取る、腑に落ちませんが値下げは有難いことです。
私はＮＨＫプラスを使ったことがありませんが、「ネット配信で見られる番組の種類が増えそうだ」と歓迎する声が紹介されており、それぞれの生活スタイルにぴったりの選択肢が増えることは良いことですね。
私は番組表で面白そうなものは取り敢えず録画してあとで確認するわけですが、初めの部分を見ただけで、あるいは早送りで見ただけで消去してしまうことも少なくありません。見たくなる有料放送もありますが、地上波と無料のＢＳ、ＢＳ４Ｋだけで充分です。
自由な時間が沢山あるように思われがちな暇人でさえ、このような状態です。「あれもこれも」ではなく「あれかこれか」にしないと寝ないでテレビばかり見る生活になりそうで怖いです。
９月になっても真夏日が止まりません。ＮＨＫのデータ放送によれば紫波町の今日の最高気温は３３．２℃で、１６時現在でも３２．６℃です。好山病は熱中症を患い尻に根が生えたみたいです。テレビのテロップ「外出は出来るだけ控えましょう」を素直に受け入れている山歩きです。