山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

信頼の濃縮できぬ米イラン

2021-01-11 09:41:27 | 時事川柳

 イランが「核合意」の制限を大幅に超過し、ウラン濃縮度を20%に引き上げました。この記事について投句したのは6日(水)のことで、金曜日に載りませんでしたから諦めていました。

 核合意で3.67%と定められた濃縮度を、トランプ大統領が核合意離脱を表明したのに対抗し4.5%程度まで引き上げていたイランが、濃縮度20%のウラン製造という強硬策に踏み切ったもので、対話を通じてイランの核開発を制限する「核合意」への復帰を目指すバイデン時期大統領は、20日の船出を前に冷や水を浴びせられた形です。

 『イラン政府高官によると、指導部は昨年12月20日ごろには、バイデン政権発足までには強硬政策を見合わせる方針をほぼ固めていたが、バイデン氏がイラン対応を後回しにするとの不信感が拡大』

 記事のこの部分と、バイデン氏を完全無視 対米不信で強硬策 の見出しで、もやもやしていた思考が濃縮されて詠んだ句が日の目を見ました。


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2 コメント

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山歩きさん こんにちは (shu)
2021-01-11 11:54:41
今日は国民の休日ですが、川柳がお休みでなくよかったです。
グローバルな視点で川柳をお詠みになり、入選されるのは流石です。
拝見させていただき、ありがとうございました。

何事もすぐには流れを止められないものですが、原子力はまさにその代表のように思います。
対米トランプ政権に対しての強硬手段が、バイデン政権に変わったからといって、すぐに流れを止めるのは無理だったのではないでしょうか。
今後、米・イが会話を重ね、合意ができるようになることを期待したいと思います。

さて、先ほど申したように、今日は国民の休日ですが、受験勉強に休みはありません。
塾は普段の週と同じく今日も開講です。では、マスクを新調して出かけてきます。
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流れ (山歩き)
2021-01-11 20:04:47
 Shuさん今晩は。御出勤前の忙しい中コメントをいただきありがとうございました。
 原子力発電については福島の事故以来『脱原発』の声も高まっておりますが、『脱炭素』という命題もありますので一気に流れを変えることは容易ではなさそうですね。

 近年まれにみる寒さに襲われており、電力会社では暖房以外の電力利用を控えるように呼び掛けておりますが、停電になれば暖房だけではなくあらゆるもの動かなくなります、 電気を使わない古い油ストーブ2台は廃棄する訳にはいきません。
 安定した電力供給と、脱原発、脱炭素、それに越したことは有りませんが、停電は困ります。

 最近我が町では最低気温-16.9℃を記録しましたが、-15℃を下回ることは滅多にないことで今年の寒さは堪えます。そんな中今朝は-10℃を下回らなかったので暖かく感じました。

 米国とイランの関係も気になりますが、やはり1都3県に出された緊急事態宣言、この取り組みによる2週間後の感染者数はどうなるのでしょうか、この流れもそう簡単に落ち着くとも思えません。充分な感染対策を行っておられことと思いますが、くれぐれもご自愛されますように。
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