ドジャースの佐々木朗希投手が、大規模山林火災の延焼が続く大船渡市に、見舞金1千万円と寝具500組を寄付しました。その後オープン戦に出場し、3回を投げて5三振を奪う力投で無失点に抑えるという鮮烈なデビューを果たしたことでも、故郷の皆さまに大いなる勇気と希望を与えたと思います。
全国各地の皆さまからも沢山の御支援やお見舞いを頂き有難うございます。
東日本大震災津波で父親と祖父母を亡くしながら、苦難にめげることなく大きく成長して千葉ロッテマリーンズを経てドジャースに入団した経緯から、上五は迷うことなく「痛み知る」としましたが、下五はあれこれ考えました。
「暖かい」は普通なので「暖かし」はどうだろう。それよりは「暖かく」のほうが余韻を感じられて良さそうだと、難しいことは考えないで決めました。
いま、この機会にと難しいことを検索してみました。
「暖かし」の「し」は
形容詞 国語の品詞の一。 活用のある自立語で、文中において単独で述語になることができ、言い切りの形が口語では「い」、文語では「し」で終わるものをいう。 「高い・高し」「うれしい・うれし」の類。 事物の性質や状態などを表す語で、動詞・形容動詞とともに用言に属する。
「暖かく」の「く」は
く‐かつよう文語形容詞の活用形式の一。語尾が「く・く・し・き・けれ」と変化するもの。
これに補助活用のカリ活用を加えて、「く(から)・く(かり)・し・き(かる)・けれ・かれ」とすることもある。「よし」「高し」など。連用形の語尾「く」をとって名づけたもの。情意的な意を持つものの多いシク活用に対し、客観的、状態的な意味を表すものが多い。
うーん 難しい。 「し」はなるほどですが、「く」は最初の一行だけにして後半は見ないほうが良さそうです。
句を作る時に検索している暇はありませんし、ややこしくなりそうなので「こんな感じかな」で済ませます。この検索が頭の片隅にでも残って、次に役立てばいいのですが忘れると思います。