山歩き

どんな花が咲いてるでしょう、どんな山が見えるでしょう

舌足らず行動変容せぬ首相

2021-01-21 09:43:49 | 時事川柳

 18日に召集された通常国会で初めて施政方針演説を行った菅首相は、「一日も早く感染を収束させる。私自身もこの闘いの最前線に立つ」と宣いました。

 本紙の「論説」は、観光支援事業「GoToトラベル」の停止判断の遅れなど、後手に回ったコロナ対応への反省はなし。緊急事態宣言の明確な解除基準は示さないまま。相変わらずの説明不足が目につく。とバッサリ斬り捨てました。

 また、「桜を見る会」前日の夕食会費用補填問題で、自身の国会答弁が事実と異なっていた点は謝罪するにとどまった。危機に際し、政治に対する信頼抜きに、国民の「行動変容」への協力は得られまい。国会では、政治の信頼回復に取り組む姿勢を示し、説明責任を果たすべきだ。とも指摘しております。

 さて、国会答弁のテレビ中継を観る限り「行動変容」は認められません、言質を取られないように優秀な官僚の作文「答弁書」を棒読みするため、視線は国民に向いていませんでした。

 その後、ワクチンの接種について河野大臣を最前線に立てましたが、国民の命より御自身を守るためではないのか、と後ろ指をさされているようです。

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