はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

上高地のこと

2015-11-16 21:46:01 | 山歩き
上高地は、昨日11月15日(日)で閉山しました。それに伴って、毎日楽しませてもらった「上高地河童橋ライブカメラ」も放送終了しました。上高地は、来年の4月まで長い静寂につつまれます。

今日もそれに関連して、思い出の上高地です。(なんか思い出シリーズがつづきますが…)
私がはじめて上高地を訪れたのは、1970年のことです。中房温泉から入山して、表銀座コースを歩き、槍ヶ岳から槍沢を下山して上高地に下りてきたのが最初でした。なにしろ45年前のことなので、上高地の印象があまりありません。残念ながら写真も残っていません。この時は浪人生でしたが、なぜか呑気に山登りをしていたのですね。
その次は1983年で、やはり表銀座縦走の最後に上高地を訪れています。それ以後は、かれこれ二十数回は訪れたと思います。
(穂高と梓川 2011.10.29)

一番好きな風景は、釜トンネルを抜けてカーブを曲がった瞬間に目に飛び込んでくる穂高の峰々です。何回見ても飽きることのない風景です。
(大正池と穂高岳 2014.4.19)

上高地は、どの季節もすばらしいですね。新緑の季節も輝いていますが、秋の景色もしっとりとして大人の雰囲気が漂います。
(晩秋の上高地 2011.10.29)

朝一番のバスで着くことが多いので、夕焼けに染まる穂高を見ることは少ないです。下山時も急ぎ足でバスに乗ってしまいます。上高地に宿泊したとき、こんな夕焼けに出会えました。
(夕日に輝く穂高岳 2011.10.29)

河童橋は、これから山へ向かうぞという気分がムクムクと湧いてくる場所であり、下山した時のホッとする場所でもあります。山に登る人は皆そうですよね。
(河童橋から見上げる穂高岳 2011.10.29)

4月、上高地線が開通してすぐの上高地は、とても静かです。河童橋もひとりじめです。(下の写真はブログのプロフィールに使っている写真です。)
(静寂の上高地 2014.4.19)

還暦を迎えた誕生日に、ちょっと贅沢をして一度は泊まりたかったホテルに宿泊しました。登山靴で入っていいのかドキドキしながら入りました。もちろん大丈夫でしたよ。また機会があれば泊まりたいものです。
(赤い屋根の向こうに穂高が 2011.10.29)

最初に書いた「上高地河童橋ライブカメラ」ですが、もうずいぶん昔からあります。この当時は動画でなく、15分ごとの静止画像でした。私たちもライブカメラで記念撮影をしてきました。(前の二人です)
(ライブカメラでパチリ 2011.10.29)

閉山と聞くと、ますます行きたくなるものです。しかし、冬の上高地には、まだ行ったことがありません。ツアーもあるようですが、気乗りがしません。誰か『私(爺)をスキー(上高地)につれてって』という気分です。


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