笠ヶ岳に登りました その２

今日は、鏡平から笠ヶ岳をめざします。
天気予報では２９日は快晴となっていたのですが、朝起きてみると、深いガスに覆われていて、期待していた景色が見えません。晴れていれば、目の前には、槍ヶ岳から穂高岳までの絶景が展開するはずなのですが…。まあ、これも山の天気です。気を取り直して５時に出発です。
（雲海に浮かぶ焼岳）
今日も、お花畑に励まされながら登ります。振り返ると、雲海に浮かぶ焼岳や、出発した鏡平山荘が眼下に見えました。（注：花の名前は怪しいです。）
（チングルマ）
（ハクサンイチゲ）
（眼下には鏡平山荘）
急斜面を１時間ほど頑張ると、弓折乗越（のっこし）です。このあたりで目標とする笠ヶ岳が見えてきます。まだまだ先の方です。振り返れば、２０１１年に登った鷲羽岳も見えます。
（まだまだ遠い笠ヶ岳）
（なつかしの鷲羽岳）
ここからは、優雅な稜線歩きを予想していたのですが、アップダウンのある道がつづきます。残念ながら槍・穂高の展望もききません。しかし、足下にはお花畑が広がっています。
（笠へとつづく稜線）
（お花畑に癒されて）
　（ミヤマダイモンジソウ）
（ハクサンフウロ？）


（シナノキンバイ）
（ハクサンイチゲ）
（ミヤマダイコンソウ？）
（チングルマの一生？）

今年は本当に高山植物が多くて、特にコバイケイソウは当たり年のようです。斜面一面に広がるコバイケイソウの群生には感動です。
　（コバイケイソウの大群生　白い点）
時々、雲の切れ間から穂高岳が顔を出します。（奥穂高岳や北穂高岳、昔登った山々です。）
（右が奥穂、左が北穂）

まだまだつづく。