はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

建仁寺で禅の心にふれました(1)

2019-01-19 19:00:00 | 京都をぶらり
久しぶりに建仁寺を訪れました。建仁寺は、阪急四条河原町駅からは比較的近いのですが、通り過ぎることが多く、今回が二度目の訪問だと思います。
今回は、FUJIFILM X-T10とXF35mmF1.4Rというコンパクトな組み合わせで写真の修行に励みました。

禅寺らしい佇まいの本坊が迎えてくれます。



◯△□乃庭は禅宗の四大思想を象徴したものと言われていますが。いきなり禅の世界に入りましたが、凡人は写真で四苦八苦です。「35mmでは入りきらんな。光も眩しいな。」



石にも意思があるようです。(失礼しました。)



ガラス障子越しにお庭を写しましたが、手前の映り込みが入ってしまいました。喝じゃ!という声が聞こえて来そうです。



落ち着いた雰囲気のお庭でした。散った花びらが無常観を感じさせてくれます。



石畳も素敵でした。



光がさし込むお部屋の襖絵です。立ち入り禁止ですが、可能ならこんな部屋で瞑想に耽りたいものです。



大書院の縁で女性がポーズをとっていました。海外からの観光客でした。



丸窓は何の教えを伝えているのでしょう。



潮音庭という禅庭です。「建仁寺本坊中庭にある潮音庭は、中央に三尊石その東には座禅石、廻りに紅葉を配した枯淡な四方正面の禅庭であります。」(パンフより)紅葉はありませんでしたが、じっくりと味わいました。



今回の写真は全てフィルムシミュレーションはクラシッククロームの設定で撮りました。陽の当たっているところと日陰(室内も)の明るさの差が大きく、ISOを変えたりホワイトバランスを変えたりと大忙しでしたが、白とびしている写真が多くありました。
写真の修行は、まだつづきます。

※訪問日 2019.1.17