はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

琵琶湖の夜明け

2018-02-12 18:39:39 | カメラ紀行
昔から「早起きは三文の徳」と言われますが、今回は「徳」した気分を味わいました。(ずっと「得」と思っていたのですが、「徳」らしいです。)
それは、早起きをしてマキノへ行ったので、素晴らしい雪のメタセコイア並木を見ることができたことです。そして、もう一つ良いことがあったのです。それは、琵琶湖の夜明けを撮れたことです。

マキノに向け161号線を走って白髭神社のあたりにきた頃、琵琶湖が紅く染まってきたのです。


車を神社に停めて、カメラを持ってあわてて湖岸に向かいました。


ガードレールに思い切り足をぶつけましたが、気にせずカメラを構えました。(あとで見ると血が滲んでいました。)


私一人かと思っていたら、既に水ぎわには三脚を立てた先客がいました。日が昇ってきたようです。


あとで「日の出マップ」で調べたのですが、この日の日の出時刻は6時50分で、御池岳の方角から昇ってきたようでした。


今から思えば、もう少し右に歩いて行けば鳥居の中から日が昇ったのかなとも思うのですが、その時は何も考えていませんでした。


もう一つ反省は、日の出ばかり見ていたので、白髭神社の写真を撮るのをすっかり忘れていました。


こうして見ると、琵琶湖は大きいです。


世界遺産の厳島神社を彷彿とさせることから、「近江の厳島」と呼ばれるそうです。


たまたま通りがかっただけですが、思わぬ「徳」がありました。


※訪問日 2月9日