はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

信州ぶらり旅(塩尻の葡萄園)

2016-07-23 19:11:11 | 知らない街をぶらり
信州ぶらり旅も、そろそろ終えて、帰路につくことにしましょう。今回も木曾街道(国道19号線)を帰ることにします。
松本市内から塩尻方面に行くには、今は高速道路があるのですが、昔は下道を行くしかありませんでした。
白馬へのスキーの行き帰りは、国道を避けて抜け道を探したものです。ナビなんてない時代だったので地図を見ながら走りました。

その時によく通った道に「塩尻ワイン」というのがあったのを思い出します。河岸段丘の特徴のある地形を抜けていくあたりだったので、良く覚えています。今も葡萄園が広がっています。


このあたり桔梗ヶ原というところです。


美味しそうな実が成っています。葡萄の種類はよくわかりませんが、これが美味しいワインになるんでしょうね。


このまま食べても、きっと美味しいんでしょう。


近くには何軒かのワイナリーがあります。有名どころでは、井筒ワインや五一ワインがあります。


両方とも過去に何回か訪ねて、ワインを購入しました。いつも車で行くので、試飲できないのが残念です。今回は、事情があってワインは買いませんでした。


最近の温暖化で、栽培する葡萄品種もかわってきたようです。昔は作れなかったような品種(メルロー種)が栽培できるようになり、それで作ったワインが世界のワインコンクールでも優秀な成績をおさめているようです。日本の農家というかワイナリーの努力のたまものですね。



※信州の話からは逸れますが、大阪の河内にも葡萄園があり、ワインが作られています。塩尻でワインを購入しなかったのは、実は旅に出る前の日に、大阪のワインを注文していたからなのです。(桔梗ヶ原のワイナリーさんごめんなさい)

「がんこおやじ手造りのわいん」という羽曳野のワインです。めっちゃうまいですよ。

<信州ぶらり旅 最終回につづく>