ほんの少し前までは、「ぷは~っ、夏はやっぱりビールやで♪」と、
鳥のから揚げなんかでビールをガンガン飲んでいた…。
それがほんの2~3年前頃から、
「きりっと冷えた日本酒(おいしいの限定)がいいね」なんてちょっと大人な事が言えるようになり、
以来、夏には「夏のお酒」を探すようになった。
口コミだったり、ネットで調べたり…。
幾度となく失敗し、高い買い物を強いられた事もあり、最近では信用できる酒屋さんで買うようにしている。
最近、よく利用させてもらっているのが、東大阪市の酒屋さん。
(お店に断りをしていないのと、一気にお客さんが増えて売り切れになると困るので今はまだ内緒…。)
ここには地下に酒蔵があり、行きとどいた環境の中でお酒が保存されている。
当然、店主もお酒にはこだわりのある方で、色々と親切に教えてくれるのだ…。
で、そんな店主が「美味しい生酒が今日入ったけど…」とぽつり。
一升瓶が数本、4合瓶が数本しか入荷しなかったようで、まぎれも無く「希少品」。
「じゃあ一升瓶を!」と言いたいところだが、
生酒は冷蔵保存が必須、一升瓶を寝かせて冷やすとよくないので、ここはあえて割高だが4合瓶を購入。
すぐにでも飲みたい気持ちをぐっとこらえ、おいしい肴を探しに近所の魚屋へ…。
でも、こんな時に限ってうまそうな魚が見当たらず、
夏の定番、ハモでさえもなんだかくたびれたようなのしか残っていなかった…。
「今日でなくてもいいか…」
そう思ったものの、夕食の時間が近づき、枝豆をつまみに缶ビールを1本。
おかずをあてにもう1本。
もう駄目…、いけないとは思いながらも、冷蔵庫の野菜室の奥深くにしまった「彼女」を引っ張り出した。
そうそう、話はそれるが、オイラにとって吟醸酒は「女性」なのだ。
なんのこっちゃ?と思われるだろうが、吟醸酒や大吟醸のお酒は、優しく、ていねいに接しないと応えてくれない。
お酒に合った肴を探し、いいタイミングで、ゆったり、しっとりと飲むお酒…。
薄手のグラスに、「うっすらと汗をかいた瓶から酒を注ぐ感じ」が特に女性的だと思うのだ。
他にも女性を感じるところは多々あるのだけど、書きだすとキリが無いので止めておく。(笑)
そんな事で、無理やり引っ張り出された「彼女」ではあったが、
まんざらでもない様子で、うっすらと汗をかいてきた。
身にまっとったラベルには、いかにも涼しそうに書かれた「風」の文字が…。
肩からは「夏吟醸酒」との添え書きまであって、「夏に飲まないつ飲むねん!」という装いになっている。
裏を見れば彼女の素性はすべて書かれているのだが、ここはあえて見た目だけを信用しグラスに注ぐ。
見た目通り、色白でサッパリした感じのお嬢さんで、パッと見は好きなタイプ…。
口にすると、わずかにメロンの香りが鼻をくすぐり、口当たりもなかなか良い感じ。
舌の上でころがし感触を確かめる…。(きゃ~、いやらし~ぃ)
ほんの少し、かすかに見せるエグミが彼女の気の強さなのか?
それでもそれ以上に、涼やかな軽さが全体に広がってゆく。
「これはうんまい!」と嫁さんにも一口勧めたが、「うん、おいしいね」とそっけない。
あれれ、やきもちですか…?
今度は、裏の履歴書を見ながらもう1杯。
出身は滋賀の堅田、浪乃音酒造。 う~ん、それでちょっと色っぽい感じだったのか、と妙に納得。(わかる人だけでいいです)
山田錦を50%まで磨き、日本酒度は±0、酸度は1.4、といかにも箱入りのおとなしいお嬢さん。
履歴書の真ん中には生娘の証しである「生」の烙印が…。
口の中で弄びながら、どんどん飲んでしまいそうだったが、ぐっとこらえてもう一度冷蔵庫に…。
2~3日経てばまた違う一面を見せてくれるだろう…。
次はおいしい肴と一緒に…。
鳥のから揚げなんかでビールをガンガン飲んでいた…。
それがほんの2~3年前頃から、
「きりっと冷えた日本酒(おいしいの限定)がいいね」なんてちょっと大人な事が言えるようになり、
以来、夏には「夏のお酒」を探すようになった。
口コミだったり、ネットで調べたり…。
幾度となく失敗し、高い買い物を強いられた事もあり、最近では信用できる酒屋さんで買うようにしている。
最近、よく利用させてもらっているのが、東大阪市の酒屋さん。
(お店に断りをしていないのと、一気にお客さんが増えて売り切れになると困るので今はまだ内緒…。)
ここには地下に酒蔵があり、行きとどいた環境の中でお酒が保存されている。
当然、店主もお酒にはこだわりのある方で、色々と親切に教えてくれるのだ…。
で、そんな店主が「美味しい生酒が今日入ったけど…」とぽつり。
一升瓶が数本、4合瓶が数本しか入荷しなかったようで、まぎれも無く「希少品」。
「じゃあ一升瓶を!」と言いたいところだが、
生酒は冷蔵保存が必須、一升瓶を寝かせて冷やすとよくないので、ここはあえて割高だが4合瓶を購入。
すぐにでも飲みたい気持ちをぐっとこらえ、おいしい肴を探しに近所の魚屋へ…。
でも、こんな時に限ってうまそうな魚が見当たらず、
夏の定番、ハモでさえもなんだかくたびれたようなのしか残っていなかった…。
「今日でなくてもいいか…」
そう思ったものの、夕食の時間が近づき、枝豆をつまみに缶ビールを1本。
おかずをあてにもう1本。
もう駄目…、いけないとは思いながらも、冷蔵庫の野菜室の奥深くにしまった「彼女」を引っ張り出した。
そうそう、話はそれるが、オイラにとって吟醸酒は「女性」なのだ。
なんのこっちゃ?と思われるだろうが、吟醸酒や大吟醸のお酒は、優しく、ていねいに接しないと応えてくれない。
お酒に合った肴を探し、いいタイミングで、ゆったり、しっとりと飲むお酒…。
薄手のグラスに、「うっすらと汗をかいた瓶から酒を注ぐ感じ」が特に女性的だと思うのだ。
他にも女性を感じるところは多々あるのだけど、書きだすとキリが無いので止めておく。(笑)
そんな事で、無理やり引っ張り出された「彼女」ではあったが、
まんざらでもない様子で、うっすらと汗をかいてきた。
身にまっとったラベルには、いかにも涼しそうに書かれた「風」の文字が…。
肩からは「夏吟醸酒」との添え書きまであって、「夏に飲まないつ飲むねん!」という装いになっている。
裏を見れば彼女の素性はすべて書かれているのだが、ここはあえて見た目だけを信用しグラスに注ぐ。
見た目通り、色白でサッパリした感じのお嬢さんで、パッと見は好きなタイプ…。
口にすると、わずかにメロンの香りが鼻をくすぐり、口当たりもなかなか良い感じ。
舌の上でころがし感触を確かめる…。(きゃ~、いやらし~ぃ)
ほんの少し、かすかに見せるエグミが彼女の気の強さなのか?
それでもそれ以上に、涼やかな軽さが全体に広がってゆく。
「これはうんまい!」と嫁さんにも一口勧めたが、「うん、おいしいね」とそっけない。
あれれ、やきもちですか…?
今度は、裏の履歴書を見ながらもう1杯。
出身は滋賀の堅田、浪乃音酒造。 う~ん、それでちょっと色っぽい感じだったのか、と妙に納得。(わかる人だけでいいです)
山田錦を50%まで磨き、日本酒度は±0、酸度は1.4、といかにも箱入りのおとなしいお嬢さん。
履歴書の真ん中には生娘の証しである「生」の烙印が…。
口の中で弄びながら、どんどん飲んでしまいそうだったが、ぐっとこらえてもう一度冷蔵庫に…。
2~3日経てばまた違う一面を見せてくれるだろう…。
次はおいしい肴と一緒に…。
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