上棟 上等

大安吉日、嫁さんの実家の上棟式が執り行われた。

先日からの雨で、遅れ気味だったが、式の５分前になんとか格好がつき、ほっと一息。

応援のみなさんに感謝！

で、近所の菅原天満宮から宮司さんに来てもらい、上棟の儀式。

古式にならい、粛々と執り行われた。

祭壇にはたくさんのお供え物、中でもタイは辨屋の大将からの贈り物。

この日の為に自らが稚魚から育てた鯛を送ってきてくれた。

天然ものが重用されるが、今回ばかりはこちらの方がよっぽど嬉しく思った。


式は、近頃では珍しいほど盛大なものになった。

餅まきこそなかったが、日暮れまでワイワイガヤガヤ、関係者全員、楽しんでくれたようだ。

最近、こう言う式を「予算がもったいない」と言って省略する方が多いが、うちでは必須項目としてお願いしている。

一生のうちに何度も無い「我が家の新築」、少しでも思い出に残るようにしたいと思うし、式をする事で、この後の仕事が格段にスムーズになる。

工事関係者全員がここで顔を合せるので、次からは「この前はどーも」と現場がスムーズに動く。

そしてこれだけの式をやると、職人さんも気合が入る、職人とはそういうもの。

いい家を建てるなら、上棟は上等に。