どもっ! k-5610っす。

旧ブログ(釣って釣られて)

釣り好きオヤジが言いたい放題、独断と偏見で綴るひとり言でごぜーます。

潮の話

2010-08-15 19:19:25 | ひとりごと
釣りの時に必ずと言っていいほど釣果に影響を及ぼすのが「潮」。


それは釣堀でも同じ事。


海に住む生き物は「潮」を行動の基本としている。


なので潮によって釣れ具合や、ポイントが変わるのだが、


上げ潮、下げ潮でこっちがいい、あそこの角がいいと言うお客さんがいるが、


潮は地形により流れが変わる。


明石なんかでは本流の横に副流が生まれ、完全に方向の違う潮になるところが何か所もある。


釣堀でも同様に、(たとえば辨屋)1号から10号の筏では潮の流れ方や向きは変わる。


それは簡単に説明できるものではなく、「下りの中潮の一番下げ潮の早い時ならこう」とか、


「大潮で潮止まりが近いとこうなる」とか、とにかく経験による感でしかない。



よく行く明石の釣り船の船長(キャリア30年以上)に聞いた事がある。


「船長、潮とポイントはどうやって決めるん?」


「感や!」


「感?」


「そや、感」


最近その言葉が解るようになってきた。


統計的に「こんな時はこうだ」と言う事は出来ても確証が無い。


なんかの要因で予想もしない潮の流れになる事もある。


なので、乗合船に乗る時は「船長を信用できる船宿を選ぶ」


釣堀なら「場所にこだわらない」


これがストレスなく釣りを楽しむよい方法だと思っている。


生半可な知識を持つと、「この船長大丈夫か?」と疑問を持ってしまう事がある、



そんな気持ちならその船に乗らない方が健康的だ。


釣堀で、場所とりを必死にするなら、場所がどこでもそこそこ釣れる技術を磨いた方がより健康的だ。


漁師のように魚を釣ることで生計を立てていないのなら「もっとおおらかになるべき」だと思うのだ。


「潮」は大事だが、参考程度に考えたらそれでいいんじゃないか?と思うのだ。