京都駅

京都に来たのも久しぶり。
京都駅も新しくなっています。
外から見たところは
普通かな。



と思って
中に入ったら
こんな感じで
たまげてしまいました。



天井を見上げて
口があんぐり。

晩秋の花(9)

イヌタデ（犬蓼　アカマンマ）=【Ｐｏｌｙｇｏｎｕｍ　ｌｏｎｇｉｓｅｔｕｍ】



題しらず
　　　　　　　　　　　大江千里

別れれての後もあひ見むと思へども
これをいづれの時とかは知る

新芝橋

新芝運河にかかる新芝橋と
その脱落防止構造。

同じ運河にかかっている
藻塩橋には
こんな仕掛けはありません。

震災対策の標準工法には
なっていないのでしょうか。

相当太い鎖です。

晩秋の花(8)

シュウカイドウ（秋海棠）=【Ｂｅｇｏｎｉａ　ｅｖａｎｓｉａｎａ】



和歌所にて
をのこども
旅歌つかうまつりしに
　　　　　　　　　　　　　　　藤原定家朝臣

旅寝する夢路はゆるせ宇都の山
関とは聞かずもる人もなし

新芝運河

新芝運河に水鳥が浮いています。



次の日には
数が増えていました。

晩秋の花(7)

センニチコウ（千日紅）=【Ｇｏｍｐｈｒｅｎａ　ｇｌｏｂｏｓａ】



　　　　　　　　　　　　つらゆき

色もなき心を人にそめしより
うつろはむとは思ほえなくに

表参道(3)

前の日の夜明けまで
遊んでいた場所から程近い
神宮の銀杏並木を歩いていくと
その中にある
かわいいベンチ。

でも
中央に取り付けられたパイプは
ホームレスがねっころがるのを妨げる
悪意に満ちた
工夫です。

晩秋の花(6)

ホトトギス（杜鵑草）=【Ｔｒｉｃｙｒｔｉｓ】



なりひらの朝臣きのありつねがむすめにすみけるを
うらむことありて
しばしのあいだ
昼はきて夕さりは帰りのみしければ
よみてつかはしける

天雲のよそにも人のなりゆくか
さすがに目には見ゆるものから

　　返し　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　なりひらの朝臣

ゆきかへりそらにのみしてふる事は
わがゐる山の風はやみなり

表参道(2)

その久しぶりの表参道は
全く様変わりしていて
こんな異国情緒。



だけど
渋いシガーバーなんかもあったりして
おじさんたちを排除しているわけではありません。

晩秋の花(5)

ぼけ（木瓜 Japanese quince)=【Chaenomeles speciosa】



病して弱くなりにける時よめる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なりひらの朝臣

つひにゆく道とはかねてききしかど
昨日今日とは思はざりしを

表参道(1)

表参道に遊びにくるのは
本当に久しぶり。



どのくらい久しぶりかというと
■俳優の津川雅彦さんが
キディーランドというおもちゃやさんを開店したので見にきたよ
とか
■庄司薫さんと結婚する前のはなしですが
ピアニスト中村紘子さんがこの青山アパートに住んでるよ
とか
■再開発でとっくになくなってしまいましたが
同潤会アパートっていうのはこれだけど随分古いね
とか
■三島由紀夫さんが市谷で自決する2年前
駒場での全共闘との討論会に現れて
しゃべってたことは忘れましたが、随分小柄な方ですね
とか
言ってた頃以来でしょう。

晩秋の花（4）

シモツケ（下野）=【Spiraea japonica】



赤花と白花



　　万葉集　東歌

上毛野（かみつけの）安蘇（あそ）の真麻群（まそむら）
かき抱き寝れど飽かぬをあどか吾（あ）がせむ

愛称(2)

新丸ビルの跡地に
新新丸ビルの建設が始まって
かなり経ちました。



やっと基礎部分の土木工事が終わり
地上部分の建築工事が始まっています。

かなり大きいビルですから
鉄骨組み立て用のクレーンも4台あります。

10月23日に書いた愛称という記事のように
ここもこのクレーンにニックネームをつけるのかな
と楽しみにしていましたが
その気配はありません。



建設会社の名前だけです。
つまらない。

晩秋の花(3)

コスモス（秋桜）=【Cosmos bipinnatus】






　　　　　　　　　　　　　　をののこまち

人にあはんつきのなきには
思ひおきて胸はしり火に心やけをり

撞球室屋根裏構造

ビリヤード室の屋根裏
わざと
構造を見せる造りです。

球を突き損なって
嗚呼と天を仰げば
この屋根裏の素敵な構造が見えて
気がまぎれる
という仕掛けです。