Seasons

花鳥風月を撮りつづけると季節の移り変わりがわかるかも
でも風を撮るのはむつかしいので花鳥虫月だという噂も・・・

活弁

2006-04-15 | アート・文化
第16回の
「活弁 in 学士会座」
という催しが
4月13日木曜日
神田錦町の学士会館で。

弁士は
澤登翠(さわと みどり)さん
という女性。

現代の吹き替えの映画に
ひけをとらない
素晴らしい台詞回しと声色でした。


最初はチャップリンの短編

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=解説=

チャップリン53作目の映画。
ミューチュアル時代の作品である。
それまでのチャップリン映画とは違って
エピソード本位に物語が進行し
それぞれのエピソードがフェード・イン
フェード・アウトによって区分けされている。
さらに
描写も現実的で
単なるドタバタ喜劇から脱却し
20年代以降の「涙と笑い」を兼ね備えた
チャップリン映画の名作群誕生を予感させるものがあり
転機となった重要作品である。


次は64分の大作。

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=解説=

ドイツ出身のエルンスト・ルビッチが
ハリウッドに渡って6本目の「当世女大学」に次ぐ作品。
原作は19世紀末活躍した英国の作家、詩人、批評家である
オスカー・ワイルドが1892年に発表した戯曲。
巧みなカメラワークを駆使して
ロンドンの社交界を舞台に
華美な衣装
煌びやかな小道具
天井の高い豪邸を効果的に映し出し
優雅でお洒落な中に
英国貴族に対する諷刺も効かせた艶笑喜劇で
無声時代におけるルビッチの代表作の一つ。
当時の批評には「ワイルドの原作に対する最良の映画化
限りなく称え、愛することができる」と評された。



この写真の左側の男の人が
コールマン髭で有名な
ロナルド・コールマンです。


会場を見回したところでは
ほとんどがリピーターのような
ご高齢の方々でしたが
若い人もちらほら。

この催し
今まで知りませんでしたが
16回も続いているということは
人気がある企画なんでしょうね。




春の花(71)

2006-04-15 | 写真
アズマギク(東菊)=【Erigeron thunbergii】



キク科ムカシヨモギ属

生育地:日の当たる草原や芝地

分布:本州の中部以北

名前は東国(関東地方)に多い
キクという意味です。



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新古今和歌集 巻第十八 雑歌下

題しらず
          和泉式部

 命さへあらば
 見つべき身のはてを
 忍ばむ人のなきぞ悲しき