牛スジ肉のトロトロ煮込みと素麺衣の揚げ物

昨日の夕食で、お酒の日メニューです。

太刀魚の刺身

銀色に光る立派な太刀魚がありました。塩焼き用に2切れ切ってもらい残りは3枚おろしにして貰いました。
皮が固いけど美味しいので、皮目を縦に5～6筋の切り目を入れてそぎ切りにしました。

お刺身がある日はリンも分かるのか、早くから食卓の下で三つ指ついてスタンバイしています。
「ハイ、ハイ」と小皿に小さく切って与えたのですが、「ボク、光物はスカン」とそっぽを向いて去りました。

太刀魚の塩焼き

ふっくらとした身だったので、シンプルに塩焼きに。美味しいですね～

牛スジ肉のトロトロ煮込み

料理には簡単に出来るものと、手間暇かけてじっくり作るものがあり、これは久しぶりに手間暇かけて煮込みました。
作り方はレシピを以前に　ココ　で載せていますが、少し材料や分量を違えたので備忘録として書いておきました。
材料　
牛スジ肉300～400ｇ　冬瓜1/4個　里芋200ｇ　青菜少々
（冬瓜の代わりにこれからの季節には大根でも美味しいです。里芋は手が痒くなるので冷凍里芋を使いました）
調味料
水３Ｃ　酒100cc　生姜1片　砂糖２Ｔ　薄口２Ｔ　みりん１Ｔ　塩少々　有馬山椒少々


先ずは牛スジ肉。近くのスーパーに時々Ａ４等級の牛スジ肉がでますが、いつもではないので見かけたら速攻で買って冷凍しておきます。
１パックが250ｇだったり350ｇだったりしますが、これで280円！安いでしょう？
色々使って見ましたが、やはりＡ４はいい味とダシがでます。我が家のカレーにはこれを３パック使って作っています。


①前夜に一口大に切ったスジ肉を炒めて両面に焦げ目を付け、水と酒を加えて沸騰させアクを取り圧力鍋で20分加圧する。
②牛肉を別皿に取り出し、スープを冷ましてからキッチンペーパーで濾して、脂分やアクを取り除く。
（この後更に冷蔵庫で一晩冷して脂分が浮いてきたら取り除きますが、②の段階で殆ど取り除かれて澄んだスープになっていました）
③冬瓜は皮を剥き里芋は冷凍のまま、米のとぎ汁で軽く茹でておく
④鍋に②のスープに紙パックに入れた鰹節30ｇと調味料を入れ、牛肉と茹でた冬瓜と里芋を入れてコトコト弱火で煮込む
⑤仕上げに青菜と”有馬山椒”を添えて出来上がり。
スジ肉がトロトロになっていて、有馬山椒を入れるとピリッと味がしまり更に美味しくなります。

素麺衣の揚げ物

もう一つのイチオシはこれです。
エビ・里芋・変わり種で栗の渋皮煮に小麦粉、溶き卵をつけてパン粉の代わりに短く切った素麺を衣にして揚げました。
パン粉より油を吸わないし、素麺の塩気が利いてパリッと揚がっていい感じでした。
秋を演出しようと、去年作った栗の渋皮煮の冷凍したものがあったのでこれも揚げてみました。
里芋は下ゆでしています。素麺が枯れ松葉の雰囲気を出していませんか？
渋皮煮は食後にいただくデザート感覚で、中身はホックリ甘く外側は軽い塩気が意外とイケましたよ。

オクラとかぼちゃの煮浸し

最近私はこのオクラや葱などの青物野菜を冷凍物に頼っています。
技術が進歩したのか意外と使えて、ほんの少しだけ欲しいときなどにとても重宝しています。
冷凍オクラをサッと茹でて、煮浸し汁に漬け込む手軽さが気に入っています。

ゴーヤのかにかまの酢の物

ゴーヤは薄くスライスしてサッと茹で、固く絞ってかにかまとごまを混ぜます。
その上から気に入りの”かけておいしい三杯酢”を廻しかけるだけ。あっという間に美味しい酢の物が出来上がり！
トロトロ煮込みに手間をかけた分だけ、あとは簡単に出来るものにしました。

栗赤飯

昨日は生なもさんが初めて我が家にみえる日でした。
だからこれをお持ち帰り願おうと、いつもは炊飯器で赤飯を炊くのだけど、今回は蒸し器を使いました。
でもまだ蒸し時間が足りなくてその分、少し固めの仕上りになりました。

固くても大好きな赤飯、ついつい食べ過ぎて今日採寸すると又、ギョエ～！！となりそうです（泣笑）