昨日は市民講座の日だった。体力気力がある内はできるだけ聴講しようと思っている。テーマは「ジェネレーション・フリーの社会」だった。講師は某大学の名誉教授である。テーマの意味は世代間の一方的な依存関係が存在しない社会と言うことである。例に上がったのは現役世代が退職世代を支える今の賦課方式の年金制度である。少子高齢化により世代間扶養が成り立たなくなるというお決まりの問題だ。賦課方式から積立方式(自分が払った年金保険料を自分が貰う)はよく議論されるがどうも正解ではないようだ。制度移行時現役世代は扶養のための保険料と自分のための積立の2重の負担となる。退職世代の人口増と平均余命の伸び、現役世代の人口減は避けようもない現実である。かなり真剣に聴講したが結局解決策は講師も持っていない(同じ年金世代なので矛先鈍る?)ということだ。あちらを立てればこちらが立たず。唯一言えるのは今の年金世代は現在の人口構成に関与していない、年金が行き詰まるという説明も受けたことがない。海外を見ても参考となる事例はないようだ。講師の皮肉で「100年安心の年金制度」は「100年目には安心できる制度、私も含めて誰も生きていない。」解の無い連立方程式を解くようなものということは理解できた。もし年金が無かったら今頃飢え死にしていることは確かである。
今日からドジャーポストシーズンの始まりだ。先発は山本由伸投手。これで大谷選手がHRでも打って勝利したなら日本中狂喜乱舞だろう。TV視聴率もとんでもない数字になる。もし敗れても来季は二刀流が復活する。ドジャースは投手力が弱いから来季はリベンジするだろう。夢は尽きない。漫画みたいな結果を皆期待している。ワールドシリーズまで勝ち進んで大谷がMVPを取ったらなどと夢のまた夢。それにしても大病院のロビーは物凄い患者さんである。皆それらしい雰囲気がある。多分自分など患者ではなく付き添いか何かに見えるだろう。
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