太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

情けない大人たち

2023-12-16 07:49:37 | 日記

 冬至も近いというのに今朝は余熱のせいか朝の7時で部屋の温度は20℃もある。来週からは最高気温が10℃に届かず本格的な冬の寒さになるという。庭の山茶花は紅い花を沢山つけている。日当たりが少し悪いので近所より少し遅れて咲くが手入れもしないのに毎年必ず咲く。因みにつげ善治の「紅い花」は椿だろう。椿は花全体が落下してそれが渓流を流れて行く記憶がある。山茶花は花びらが落ちるのでやがて根元は鮮やかな絨毯になる。

新聞の一面はパーティ券の還流問題と大谷選手のドジャース入団記者会見が並んでいる。爽やかな大谷選手の笑顔と醜い政治家の顔、何と対照的か。世間では偉い人と言われる大人たちが何とも情けない。それが青雲の志の行き着く果てか。

今年1年は生涯でもっともよく釣りに出掛けた。趣味かと言われるとそうでもない。他に安く遊べるところなどないからだ。気づいたことはここ2,3年釣れる魚種が変化していることである。昔は同じ場所では大体決まった魚が釣れていた。イシモチ、クロダイ、キビレ、スズキ、ヒラメ、カレイなどだ。しかし最近同じ海岸で烏賊、マゴチ、石鯛、イシガキ鯛、さわら、サヨリ、キス、蛸など今まで聞いたことがないものが釣れたと言う。珍しいところでは目の前で座布団くらいのカス鮫を釣り上げた人も居た。昔はテトラの間で伊勢海老や海岸ではハマグリも獲れたが今は禁漁となっている。こう書くと如何にも魚影の濃い豊かな海と思われるが時間軸を書いていない。ボウズの日の方が圧倒的に多い。魚影は薄いと言った方が正しいかも知れない。

最近のニュースでは海岸や港にアジや鰯が大量に打ち上げられることがしばしば報じられる。海流は変化するのだろうが変化が急過ぎて魚も路頭に迷っているのだろうか。魚種の変化は海流の変化と言われているが(日本では黒潮の蛇行)地球温暖化と無縁ではない。国連のグレーテス事務総長は今や地球沸騰の時代と言っている。約5000万年前は最後の温暖化時代で平均気温は21.1℃(今は15.5℃)もあったとのこと。温暖化?東京の露地でバナナが育つとか能天気なことを言う人もいたが問題となるのは地球史的には急激な変化である。今より温暖化ガスも多く暖かい時期もあったが何千年もかけたゆっくりとした変化であり生態系が順応する時間があった。沸騰と言う言葉は時間的余裕の無さを表している。沸騰の後は蒸発してなくなる?地球史に明るい未来が描けない。



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