太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

猛暑もコロナ感染も続く

2021-07-22 08:23:52 | 日記
 オリンピックの競技も幾つか開始された。一般紙だがスポーツ欄も紙面の数が増えた。しかし今ひつ興味をそそらない。各記事の割り付けがあまりに小さくアラカルト的。折込チラシに入るスーパーの大判の食料、日用品と似て焦点が定まらない。賛否両論の中で見切り発車で開催が決まったが未だに大義(キャッチフレーズ)が定まらず安心・安全の大会が使い続けられているがそれは目的ではない。結果的にスポーツ欄に迷いがある。ヒーロー仕立て?感動仕立て?裏話の組み立てができないため結果のダイジェスト版になっている。これでは高校野球の地方予選と興味がさほど変わらない。
見切り発車といえばエネルギー基本計画の記事に大見出しで使われていた。意味は十分に議論の余地があるのに着手してしまうことだろう。実態は見切ではなく遅延(怠業)発車だ。基本計画はほぼ3年で改定されるが総理が温暖化対策として2030年目標を表明する前から世界の流れは決まっていた。議論の時間は十分あった筈である。結果として残すところ10年弱で何をするか。電源の中でも計画立案から運転開始までのリードタイムが圧倒的に短い(長くても3年くらい)太陽光発電に偏らざるを得ない。これは業界の圧力でもなければ努力の結果でもない。また国民の総意とか理に適った選択というのも烏滸がましい。建設期間が短いという太陽光発電の属性が生かされたに過ぎない。ただ基本計画に一喜一憂するのもどうかである。3年経てば過去を忘れて新たに策定し直すだけである。2020年の目標達成度が検証され、だから次はどうするという記事にお目にかかったことがない。永遠に通過点を示すだけのものである。仕方のない目標ではあるがあると無いとでは大違いである。専門家の先生方も過去は心の何処かにひっかかっていると思う。この心の引っ掛かりがゆっくりとではあるが物事を正しい方向に向かわせて行く。


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