やっぱり異次元の選手である。昨日大谷選手はポストシーズン第1戦で同点の3ランHRを打った。武米で同様な賞賛のコメントは数えきれないだろう。今日はダルビッシュとの戦いが見れる。さてどうなるか。
同世代(少し上)だがTV番組のビートたけしの発言で「同世代は似て来るものだ」と思った。「結局、行き着くところはB&Bの(島田)洋七とかと『おお元気か? 遊びに来いよ』とか2人で昔の話をして、バカなこと言って酒飲んでるだけになっちゃう」「サラリーマンの人も課長とか部長の時を(振り返って)、アイツはこうなったとかさ。(最後は)1人になるから、そういうのを気楽に話せる人が何人かいるべきだと思う」と提言していた。その通りである。あれほど有名で顔の広いたけしですら晩年はこういう心境になるものかと。育った時代が同じだと感覚も似て来るものだ。
定年後は意識的に人間関係の整理整頓をしてきたつもりだ。濃密な関係、新たな人間関係づくりはこうしなければすべきだ等と新たなストレスを生む。着かず離れずの距離感がもっとも気楽と思ったからだ。それでも全く一人になるというのは少し寂しい。幸い少し年下だが後輩が定年後田舎に戻ってからも度々近況報告のメールをくれる。自家製の栗や筍を送ってくれる。体調のことなどの気遣いもある。直接会う事はもう無いだろうが随分心の休まる関係である。現役の頃は物凄く多くの人と付き合いがあった。最後は一人という言葉は言い得て妙である。人によるが老人クラブのような団体に属する気は一切無い。面倒なのである。勝手な老後だが。