外国人の目から見た発展期の日本プロ野球。当時、最大の娯楽だった日本のプロ野球は、本場アメリカとは違う方向で発展していました。「ベースボール」は、日本人の精神論を反映した「野球」に生まれ変わり、独特な練習法、試合の進め方など、アメリカ人の著者の目には大変奇異に映るものだったようです。
この本は、巨人の長島・王が全盛だった頃のエピソード満載で、60-70年代のプロ野球を知りたい人にはお勧めの本です。古本屋で購入しましたが、この時代は自分の少年時代とも重なり、いろんな記憶が甦ってきました。
当時のプロ野球は、選手も監督もファンも今よりも随分荒っぽかったようで、太平洋クラブライオンズのファンだった私は、いつも荒れるロッテ戦を楽しみにしていました。金田監督が平和台球場のライオンズファンと口喧嘩するのは、毎回お決まりの出来事で(実は観客動員のためにわざとやっていたという噂もある)、選手同士の乱闘も多く、いつも険悪な雰囲気で試合していたのを覚えています。著者が外国人ということもあって、助っ人の記述も多く、私が初めてサインをもらった懐かしいドン・ビュフォードや、高額の契約金をもらいながらわずか2打席でアメリカに帰ってしまったホームラン王フランク・ハワードの写真もあって、この本は手放せない一冊になりました。
2013年、今年の競馬の方針。
競馬は、趣味としての愉しみと日頃のストレス解消を目的とする。
配当の多寡には拘らないこと。
(競馬場)
・悪天候や用事が無い限り、基本的に土曜日の府中には行く。
中山は気が向いた時に。
・3歳G1は、テイエム馬が出る時に応援に行く。
・夏場の開催はオフシーズン。G1馬に会いに行く旅がしたい。
(買い方)
・単勝をメインにして、枠連、ワイドを活用する。
・回収率は気にしないが、とりあえず目標だけは100%。
(楽しみ方)
・競争馬や騎手写真撮影。(新馬戦、メインレースを中心に)
・POGへのエントリー。(馬を見る眼を養う)
・競馬本を愉しむ。(競馬本の必勝法を試してみる)
こんな感じでです。
2013年のスポーツ予想Posted by James on January 02 2013 0 trackback
今年の関心事の予想です。
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(活躍の期待度を、◎○▲△×で予想)
▲イチロー選手
ヤンキースに残留が決定し、ヤル気満々のようですが、昨年の活躍のようには上手く行かないかも。体力の衰えもあって、後半は控えになるケースが多いかもしれません。でも打率.280 本塁打10本程度を期待したい。日米通算4000本安打は可能でしょう。
○黒田投手
ヤンキース2年目ですが、昨年のような活躍は難しいかも。ヤンキースの戦力次第で15勝程度を予想。
○ダルビッシュ投手
MLBへの慣れでプラス、打者に研究されてマイナス。レンジャースの戦力低下により、昨年同様15勝程度ではないかと予想します。
◎青木選手
昨年の活躍でMLBへ順応済み。日本人野手の中では最も期待できる。打率.300を予想。
△上原投手
レッドソックスに移籍しました。レンジャースで好投してましたが、ボストンの狭い球場では被本塁打が増えそう。中継ぎで3勝程度はできるかも。
◎岩隈投手
昨年後半はMLBに順応して好投。弱小マリナーズで後半だけで9勝は立派な数字です。最初から先発の今年は12勝くらいか。もしかするとダルビッシュより良い成績をあげるかもしれません。
○田澤投手
今年は充実の年になりそう。怪我が無ければ、クローザーの可能性もあるかも。
その他の日本人選手
×松坂投手はまだ行き先が決まっていない。日本復帰でしょうか。
△和田投手は怪我から復帰しますが、当面中継ぎでしょう。
△高橋投手は力が落ちてきたような印象です。今年は難しい年になるかも。
▲中島選手は出場機会があるかどうか次第?
○藤川投手は期待先行ですが、全力投球型なのでボールや環境に慣れるのに苦労するかも。クローザーになれれば20Sくらいは期待したい。
×小林可夢偉
残念ながら、シート喪失です。F1は、今年も上位ランクのメンバーによるチャンピオン争いでしょう。
◎ヴェッテルが今年も優位。速さも安定感もあり、逆境からのリカバリーも上手い。
△アロンソ、ハミルトンは車の出来次第。厳しいシーズンかも。
△バトンはペレスとの関係次第ですが、おそらく上手く行かない。
○ライコネンは昨年以上の活躍が期待できると思います。
▲穴はグロージャン。クラッシュが無ければ、ライコネンと速さは互角。安定感が鍵でしょう。
<競馬>
牡馬
○オルフェーヴルの動向が話題になると思います。但し、2度目の凱旋門賞挑戦は難しいかも。
◎ゴールドシップの強さは本物で、天皇賞、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念で、オルフェの最大のライバルになるでしょう。
3歳馬には、今のところ圧倒的な強さを見せる馬は見当たらず。
▲クラシックはエピファネイアが注目されていますが、現時点では未知数。
○牝馬
◎ジェンティルドンナの動向に注目したい。ここ2年の凱旋門賞は牝馬が制しており、成長度を考慮するとオルフェよりも期待できると思います。
国内G1は混戦で、予想屋泣かせのレースが増えると思います。
また年々、競馬場に来る女性が増えているように思います。景気が良くなれば競馬ブームになりそうな気配を感じます。
さて、結果はいかに。1年後のお楽しみ。