今年も乗馬好きの妻と一緒に霧島・アート牧場に行ってみました。
妻がここで乗馬体験をしていることもあり、事前に送られてきた優待券を使うとホーストラストの馬を見せてもらえるということで、今回はG1馬・タイキブリザード(愛称・ブリちゃん)のところへ案内して頂きました。
タイキブリザードの概要は以下の通り。
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戦績 23戦6勝
総収得賞金 561,930,000円
生産者 H & Y Bloodstock (米国)
主な戦績 1997年 安田記念(GI) 1着
1996年 産経大阪杯(GII) 1着
1997年 京王杯スプリングC(GII) 1着
種牡馬シアトリカルの半弟として輸入され注目を集める。4歳になりオープン入りすると安田記念3着、宝塚記念2着とGIでも通用する力があることを証明した。97年、京王杯スプリングCをレコードで制すると、続く安田記念では先に抜け出したジェニュインをクビ差でねじ伏せ、3度目の挑戦で念願のGI制覇を果たした。その後、前年13着に敗れた海外GIを奪取すべく、再び渡米。前哨戦のオークツリーBCMで3着と好走し期待を集めるが、BCクラシックでは9頭立ての6着に敗れている。
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牧場で柵の中に入れてもらうと、私達の姿を見るなりブリちゃんが近寄ってきて、頭を私の体に擦り付けてきました。どうも鼻のあたりに集った蠅を追い払いたかったようで、私の体が蠅取りの道具に使われたようです。それはともかく挨拶代わりに頭を撫でてやると頭を上下に振り、その後馬体の向きを変えて水飲み場の方へ行ってしまいました。この間、わずか3分ほどでしたがこの馬にとても愛情を感じてしまいました。動物に癒されるというのは、こういう事なのか。初めて頭を撫でた馬がG1馬ということで、とても良い体験になりました。
スタッフの人の話によると、ブリちゃんがこちらに来た頃はやや気性が荒かったそうですが、こちらではすっかり大人しくなったそうです。馬は群れる動物なので、多くの馬達と共同生活をすることで、落ち着いてきたのではないかということでした。
ブリちゃんも牧場で癒され、そして私もブリちゃんに癒されて、とても良い一日でした。