キマグレ競馬・備忘録

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安藤勝巳騎手 引退

2013年01月30日 | Horse Racing
安藤勝巳騎手が引退することになりました。
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<JRA>安藤勝己騎手が引退へ G1・22勝 (毎日新聞)
 地方競馬から日本中央競馬会(JRA)への移籍騎手のパイオニアとして知られる安藤勝己騎手(52)=栗東・フリー=が2月末で現役引退することが30日、分かった。午後に記者会見を開く。76年に笠松競馬(岐阜)でデビューし、03年にJRAへ移籍した。JRAでは04年ダービーなどG1・22勝を含む通算1111勝。笠松時代には通算3299勝を挙げ、中央に移籍する前のオグリキャップの主戦を務めていた。
 95年のJRA牝馬クラシック戦線にライデンリーダー騎乗で挑戦し、全国的に名が知られた。02年のJRA騎手試験に合格し、03年3月に中央デビューした。01年にも試験を受けたが不合格となり、JRAは「過去5年間で中央競馬で年間20勝以上の成績を2度以上挙げた騎手」の1次試験を免除して移籍の垣根を低くしていた。
 移籍後は08年まで6年連続で年間100勝以上をマークし、「アンカツ」の愛称でファンに支持された。近年は体重調整に苦労するようになり、昨年は14勝にとどまっていた。
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彼の全盛時代を知らない私にとっては「頑張る親父ジョッキー」程度のイメージしかないのですが、G1を勝ちまくった全盛時代を知っている競馬ファンには「地方競馬から来た凄いジョッキー」であり、地方競馬騎手のJRA参戦の道を開いた開拓者として認められているようです。実際、現在の中央競馬も地方競馬出身の実力派騎手がランキング上位を占めており、地方競馬の騎手のレベルが高いことを証明するきっかけを作ったという意味で、彼の存在は大きかったと思います。
印象に残っているレースは、ウォッカの2着に負けた2008年の天皇賞・秋。それと有馬記念。絶妙のペース配分でダイワスカーレットの持ち味を引き出した好騎乗でした。競馬初心者に逃げ馬の魅力を教えてくれたのは、このレースだったと思います。長い騎手人生お疲れ様でした。

ちなみに写真は、2012年5月26日 11R 欅ステークスの安藤勝巳騎手。
アドマイヤロイヤル騎乗で2着でした。
私が見た彼のレースはこれが最後でした。


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