チャンピオンズカップを前に、今日は残念なニュースが2つ。
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【チャンピオンズC】GI・10勝ホッコータルマエ回避→引退を発表 by東スポWeb
チャンピオンズカップ(日曜=12月4日、中京ダート1800メートル)でGI・11勝目を
目指していたホッコータルマエ(牡7・西浦)が同レースを回避して引退することが30日、
管理する西浦調教師から発表された。
来春から優駿SSでの種牡馬入りが決定しているが、当初12月29日に予定していた引退式
(大井競馬場)は未定となった。
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今年一杯で引退という話だったので、最後の雄姿を見られる機会と思っていたのですが、
突然の引退はとても残念です。約4年間、G1だけでも25戦を走り、優勝が10回。
ドバイWCも3回チャレンジして、ほとんど怪我無くコンスタントに走り続けた馬です。
無事是名馬と言われますが、それを体現した本当の名馬だと思います。
長い間、楽しませてくれてありがとう。
次は悲しいニュースです。
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タガノトネール、チャンピオンズCの調教中に骨折 安楽死に byスポーツ報知
チャンピオンズC(12月4日、中京)に出走を予定していたタガノトネール
(セン6歳、栗東・鮫島一歩厩舎)は11月30日、栗東トレセンでの調教中に
右第3中手骨開放骨折を発症し、安楽死となった。
同馬は父ケイムホーム、母タガノレヴェントン(父キングカメハメハ)。
去勢手術後に迎えた2歳12月のデビュー戦(京都・芝2000メートル)を快勝。
その後はダートに矛先を向けた3歳夏以降も伸び悩んだが、4歳後半から徐々に力をつけ、
5歳春にオープン入り。15年8月のサマーチャンピオン(佐賀)で重賞初制覇すると、
同年の南部杯2着など、ダートの短距離重賞で結果を出した。
今年は善戦止まりが続いたが、前走の武蔵野Sを1分33秒8の東京ダート
1600メートルのコースレコードで優勝。JRA重賞初制覇を成し遂げ、
優先出走権を獲得したチャンピオンズCでの活躍が期待されていた。
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原因は調教中の骨折ということですが、とても残念です。
前走の武蔵野Sが素晴らしい勝ち方だったので、今回の穴馬として期待していました。
徐々に成長し6歳になってやっとG1まで辿り着いたのに、直前の事故による予後不良は
厩舎関係者の落胆も大きいと思います。この馬の冥福を祈りたいと思います。