馬券心理学の続き。
次は「馬券を買い過ぎてしまう人」への処方箋。
自分自身は、馬券を買い過ぎることはなく、普段は、1点勝負。
買っても3点までと決めている。
単複、ワイド、枠連、馬連までしか買わないので、これで充分なのだ。
でも、時々買い過ぎたと思うことがある。
それは1点勝負と決めているのに、不安になって「ちょっと待てよ」と
他の馬券に手を出して失敗した時だ。
この本には、いくつか買い過ぎの事例が紹介されている。
A 馬券の予算をオーバーして競馬場でATMのお世話になる。
B JRAの策略に乗せられ、無駄な勝負をしてしまう。
C 使ってはいけないお金を熱くなって賭けてしまう。
D 締め切り間際に予想をして、いい加減な馬券を買ってしまう。
E 競馬場でテンションが高まり、賭け方が大胆になってしまう。
F 買い目を絞るのが苦手で、投資金額が嵩んでしまう。
G 遠くの競馬場に遠征すると、つい財布の紐が緩んでしまう。
H POGで指名した馬を買わずにいられない。
I 最終レースをマイナスで迎えると、つい大穴で逆転を狙ってしまう。
この事例に心当たりがある人は多いと思う。ギャンブルなのだから、
一発で大金を当たいので、つい賭け方が大胆になるのだろう。
自分の場合、この中で当て嵌まるのは、Hのみ。
好きな馬に頑張って欲しいと思う気持ちで買ってしまう。
でも「馬券」と「心情」は切り離すべきというのが、この本の処方箋だ。
確かに割り切りは必要で、POG指名馬が単勝50倍を超えるような場合は
手を出さないようにしている。(50倍の根拠はないけれど)
全く切り離すのは難しくても、そういう割り切り方であればできると思う。