キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

スポーツの秋 テレビ観戦三昧

2014年10月06日 | Sports
10月5日は、スポーツ番組観戦の一日でした。
午前6時半:起床して最初に見た番組は、MLBジャイアンツ-ナショナルズ戦。
ナショナルズのジマーマンが素晴らしいピッチングで、1-0で9回途中までジャイアンツ打線を完璧に押さえて 、あと一人というところで四球を出してしまい、なんとこの場面でピッチャー交代。その直後に連続安打で同 点となってしまいました。日本であれば、同点になるまでは先発投手の責任で投げさせることが多いけれど、 MLBでは分業の役割が明確で、ランナーを出すとすぐにクローザーにスイッチしてしまいます。それが裏目に 出たのがこの試合でした。判断が難しかったとは思うけれど、ジマーマンを打てなかったジャイアンツにして みればラッキーな交代でした。
午前10時:その後、試合は18回まで進んでジャイアンツが勝ったようですが、次の試合カージナルス-ドジャ ース戦を見るために、ここでチャンネルをスイッチ。こちらも投手戦のような立ち上がりでしたが、ドジャー スが優位に進め、8回にカージナルスが同点に追いつくもその裏にドジャースにホームランが出て決着しました。
ナショナルリーグは、ピッチャーも打者として打席に立つので、DH制で攻撃が延々と続くアメリカンリーグと 違って、一息つける感じがあります。例えば、2アウトでランナーが2人出て、次が8番バッターであれば、確 実に敬遠四球となり、9番のピッチャーと勝負します。6回のドジャースの攻撃がそうでしたが、まるで高校野 球と同じ。この場面では日米、MLBから高校野球まで、全く変わらないセオリーのようでした。
正午:中央競馬観戦。
贔屓の馬に何頭か賭けてみたが当たらず仕舞い。中でもパドック記者の推奨馬が気になって、35倍という不人 気馬でしたが、単勝を賭けるつもりでした。でも直前にまさか1着は無いと思い直して、断然1番人気との組み 合わせでワイドを買ってみました。結果は不人気馬が1着。人気馬は馬券外に沈没して、馬券はハズレ。何と も悔しい結果となってしまいました。もう何年もやっているのに、こういう「迷い」で馬券を外すことが多い こと。競馬で勝つには「欲」が必要で、いつも安全を見越して、当たりそうな低倍率の馬券に賭けて外す自分 は、ギャンブルには向いていないと痛感した次第です。
午後3時:今日は秋のG1開幕戦、スプリンターズステークス。
下馬評では、ハクサンムーン、ストレートガール、コパノリチャードが実績からの上位人気でしたが、早めに 抜け出した人気馬が最後の1ハロンで次々と脱落。後ろから差して来たスノードラゴンが優勝しました。
今年は新潟開催、時折小雨が降り、10週連続開催の道悪馬場で、特殊な事情が重なったせいか、どの馬も「自 分の勝ちパターン」に持っていけないような展開でした。逃げ馬は逃げ切れない、先行馬も位置取りに苦労し 、差し追い込みの馬も早めに前に上がって追い込めないような、見ていて何ともスッキリしない感じがありま した。全く予想できないレース展開で、それはそれで面白かったと思います。
スノードラゴンの大野騎手は10年目ですが、重賞6勝目の今回が初G1制覇となります。じっと後ろで我慢させ て、最後に賭けたのが功を奏しました。これを機に、今後の活躍に期待したいです。きっと良い馬が廻ってく るでしょう。ちなみに馬券は、グランプリボスを軸に人気馬へ。見事にハズレ。この馬も4着に頑張ったけれ ど、届きませんでした。マイルCSで是非頑張って欲しいです。
午後7時:BSフジでF1日本GP観戦。
台風の影響で大雨のため、スタートが繰り下げ、雨でペースカー導入、最後はクラッシュの影響で赤旗中断で 終了という何ともスッキリしないレースでした。(スプリンターSもスッキリしなかったが)レース自体は意外なほどオーバーテイクも多く、チーム戦略も分かれて、なかなか面白いレースでした。素晴 らしかったのはバトン選手のタイヤ交換の好判断で、性能の劣る車で予選8位から一気に3位を好走する活躍を見せました。天候や荒れるレースでは、彼の判断力の的確さは武器になります。一発の速さは無いけれど、状況判断とレース展開を読む上手さを感じました。
次は、久しぶりのベッテル選手。運よく3位表彰台をゲットしました。雨の中の速さは定評があり、今回の終盤の追い上げは素晴らしかったと思います。彼は、レッドブルを離れる決断をしましたが、行き先はどうもフェラ ーリのようです。どうなんでしょうか。
勝ったのはハミルトン選手。良い車に乗ればとてつもなく速いドライバーで、先行逃げ切りタイプ。今回も一時ロ ズベルグ選手に先行を許しましたが、メインストレートで上手いオーバーテイクを見せて、そのままゴールし ました。アクシデントが無ければ、このままチャンピオンへの道を進みそうです。
レースはマルシャのビアンキ選手のクラッシュで終了となりました。激しい損傷のため、彼は危篤と伝えられています。無事を祈りたいと思います。
今年の日本GPは雨に翻弄されたレースでした。ドライだったら抜けない鈴鹿では、退屈なレースになったと思います。雨は多少面白さを演出してくれますが、クラッシュで終了というのは何とも後味が悪い感じがします 。来年はドライでスタートして、晴れ時々小雨くらいの天候で、最後まで僅差のバトルで終了というレースが 見てみたいです。
午後11時半:競馬の凱旋門賞を観戦。
日本馬の初制覇が掛かったレースで、スタート前から大興奮。しかし、結果は惨敗でした。
今回は3頭のG1馬ジャスタウェイ、ゴールドシップ、ハープスターがエントリーしていましたが、どの馬も見 せ場無く敗れてしまいました。
見ていて思ったこと。
1.スタートの悪さ。凱旋門賞は長距離レースですが、いかに良い馬場を走るかということで、位置取りが重要 と思いましたが、ゴールドとハープは最後方から、ジャスタは中段後ろで、最初の直線だけでかなり差を広げ られてしまいました。位置取りも何もなく、ただ出遅れしただけという感じ。これはいけない、、。
2.後方2頭はコーナーでずっと外側を回される距離のロス。10頭建てのレースであれば気にならないと思うけ れど、20頭ではかなり外を回されている感じがしました。
3.追い出しのタイミング。ゴールドは早過ぎて失速、ハープは良いタイミングでしたが、そもそも位置取りが後ろ過ぎて追いつけず、ジャスタはもう少し早めにスパートすべきでした。牡馬2頭は斤量ハンデが重すぎて、伸び切れない印象。
まあ結果論ですが、馬はよく走っていたと思いますが、このレースに初めて参加する3騎手には、期待に対して少し荷が重かったかなという印象です。これが武騎手や蛯名騎手のような経験者がいれば、また結果が違ったかもしれません。勝ったトレヴの騎手が「凱旋門賞はスピードだけでは勝てない。経験や戦略が必要」というコメントを残しています。確かにそんな感じがするレースでした。
凱旋門賞は3歳牝馬が断然有利なので、今年の2歳牝馬から有望な馬が現れることに期待したい。今回のように 天候が良い時はディープ産駒、道悪であればスティゴールドに出番があると思いますが、どちらも条件付きです。欧州の芝適性を考え、将来を見据えると今年から登場した欧州血統のハービンジャー産駒が期待 できるのではないかと思います。

ということで長い一日が終わりました。観戦したスポーツはどれも期待以下で、少々ガッカリの一日でした。
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