キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

映画「ライド・ライク・ア・ガール」

2020年07月17日 | Music & Movie
オーストラリアの女性騎手を描いた伝記映画を見てきました。
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「ライド・ライク・ア・ガール」
10人兄弟の末娘としてこの世に生を受けたミシェル・ペイン。
生後半年の頃に交通事故で母を亡くすが、父や多くの兄弟に囲まれ健やかに
成長する。ペイン家は調教師の父をはじめ兄弟のほとんどが騎手という競馬一家。
ミシェルも思春期にあたる頃には騎手になることを強く願うようになる。
やがて華々しいデビューを飾るミシェルだが、落馬によって騎手生命を左右する
ような大怪我に見舞われてしまう…。女性騎手では勝てないとされてきた
競馬界の“聖杯”にミシェルは亡き母と家族の想いを胸に挑む。
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オーストラリアのメルボルンカップG1は、1861年に創設された南半球最高峰の
レースです。150年以上も男性騎手が勝ち続けていましたが、ミシェル・ペインが
初めて女性騎手として勝利を収めました。彼女の半生を描いたのがこの映画です。
史実を映画にする(しかもつい5年前の出来事、本人もまだ若い)のは、なかなか
難しいと思いますが、彼女の半生を短時間で上手くまとめていて、面白かった。
(ストーリーはシンプル過ぎて、やや深みに欠ける部分もありましたが)
あまり馴染みのないオーストラリア競馬の環境や、男性騎手の差別的態度、
調教師との関係など、彼女の眼を通して色々発見がありました。
ミシェルはかなり気が強い人物として描かれています。(本当なのか演技なのか?)
日本に比べれば女性騎手が多いとは言え、オーストラリア競馬もまだまだ男性中心
の社会なので、強い自己主張が必要なのかもしれません。
最後のメルボルンカップのレースシーンの映像は本物とフェイクを上手く繋ぎ
合わせて、迫力の映像になっています。臨場感があって凄く良かった。
ミシェル・ペインの偉業がよく伝わる映画になっていると思います。

競馬ファンには楽しめる映画だとは思いますが、でも見に行く人は少ないと思います。
映画を見るカネがあるなら、本物の競馬に賭けたい、、と。

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