スペースシャトル・コロンビアの事故の影響で、国際宇宙ステーションに取り残されたエクスペディション6の3人の宇宙飛行士の姿を描いたノンフィクション。
3人の宇宙飛行士の生い立ちから打ち上げに至るまでの経緯、コロンビア号の事故の影響、救援の物資輸送、宇宙での生活、そして帰還までの様々な困難に対応している様子を描いています。とにかく地球での生活では何でもない行動が、無重力の条件下では難しい行動になってしまう。
過去の宇宙開発の失敗事例や、いろいろなエピソードを紹介しており、宇宙開発史を知る上でもとても良い読み物になっていると思います。スペースシャトルの船外活動のニュースを聞いた時、宇宙服を装着して命綱を着けて外に出るくらいの認識しかありませんでしたが、その準備には減圧して体を慣らすなど、丸々半日掛かる位の入念なチェックが必要になるそうです。もし命綱が切れた場合、その後に起こる死へ至るプロセスは、読んでいるだけでも凄い恐怖を感じるものです。アニメや漫画に描かれる宇宙とは違う現実の宇宙を知りたい人には、お勧めの本だと思います。
ひとつ気になったのは、「絶対帰還」というタイトルです。これは、どんな本なのか内容が判りにくい。
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