起床してテレビを付けたら、どのチャンネルも宮崎駿の特集を長々とやっていた。
映画の場面やインタビューを繰り返し放映し、まるで追悼番組のような雰囲気だった。ベネチア映画祭の最中に長編映画はもう制作しないという発表があったそうだが、それを受けて映画界から引退するような扱いで、これは報道もやり過ぎのような気もする。映画にはドキュメンタリーや短編映画もあるし、他にもやりたいことがあるのだろう。彼が映画から完全に引退するのではなくて、活躍の場を移すということと思いたい。
宮崎駿のアニメは確かに面白いし、未来少年コナンの頃から親しんでいる。好きな映画も多いけれど、今のマスコミは少々持ち上げ過ぎだろう。興行収入の大きさから、映画界のカリスマ的な扱いは異常な感じもする。
風立ちぬも初日に見たが、個人的には期待したほどではなかった。飛行機ものであれば、紅の豚やラピュタのほうがよほど面白いし、もののけ姫やナウシカのほうが感動した。大人の鑑賞に耐えられるとは思うけれど、それほど感動はなかった。ベネチアでもファンには受けると思うけれど、一般受けするかどうかは微妙で、賞をもらえるかどうかは判らない。もっとも賞を取るために映画を作っているわけではないというのが宮崎監督のポリシーなので、海外の人達に見てもらえただけで、彼は幸せなのかもしれない。
しかし、今回の長編映画からの引退報道がそれほど大きなニュースなのか?
マスコミの騒ぎ過ぎが気になった。
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