今年の有馬記念は、このレースで引退するキタサンブラックが圧倒的な
勝ち方で有終の美を飾りました。
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【有馬記念】サブちゃん、歓喜 武豊騎手のキタサンブラックが有終の美
JRA・G1最多タイの7勝目 スポーツ報知
第62回有馬記念・G1が24日、中山競馬場で行われた。
圧倒的1番人気で、このレースを最後に引退するキタサンブラック
(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)が逃げ切って勝利。シンボリルドルフ、
テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカに並ぶJRA・G1で
最多タイの7勝目を挙げた。手綱を執った武豊騎手(48)=栗東・フリー=が
90年オグリキャップ、06年ディープインパクトに続く有馬記念3勝目となった。
2着はクリストフ・ルメール騎手が騎乗したクイーンズリング、
3着はヒュー・ボウマン騎手が騎乗したシュヴァルグランだった。
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キタサンブラックは、スタートから逃げて主導権を握り、最後の直線でも
全く危なげない走りでゴールしました。
他の馬は、優勝争いに絡むことができず2着争いに終始した印象でした。
逃げて勝てる馬というのは、G1レベルではあまり見たことがありません。
逃げ馬と言えば、伝説のサイレンススズカが有名ですが(これも武騎手でした)
キタサンは逃げても良し、差しても良しで展開も馬場も不問です。
スケールが大きく格の違いを感じさせる走りで、名馬に相応しいと思います。
ただ一つ残念なのは、多くのG1馬が海外挑戦する中、一度も海外経験が
無かったことです。日本記録は沢山残しましたが、できれば、
一度くらい海外レースに出て欲しかった、、。
これで引退というのは、少し物足りないような気もします。
今度は親として良い子孫を残して欲しいと思います。
2着のクィーンズリングもよく頑張りました。
こちらもキタサンを別格とすると、有終の美を飾ったと言えそうです。
ルメール騎手に導かれて良いレースだったと思います。
そういえば、昨日の阪神カップを勝ったイスラボニータも
有終の美を飾って引退です。こちらもルメール騎手でした。
今週は、G1を賑わせた馬たちが次々に引退していき、また次の世代が
それを引継いで競馬が続いていくということを改めて感じました。
ということで、予想の結果ですが、、
◎キタサンブラック:1着(大本命は、全く危なげないレースでした)
〇シュヴァルグラン:3着(ゴール前の不利で伸びきれず)
▲クィーンズリング:2着(ルメール騎手の好騎乗でした)
△ミッキークィーン:11着(位置が後ろで、見せ場がありませんでした)
△スワーヴリチャード:4着(斜行してしまい、伸びきれず)
上位3頭が的中し、三連複が当たりました。順番は〇▲が逆でしたが
阪神JFに続く快心の予想結果で、満足満足。
今年のG1予想は散々だったけれど、有終の美を飾ることが
できました。これで引退、、、というのは冗談です。
今週は、もう一つ難解なG1があるので、そちらで今年の有終の美を
飾りたいと思います。