公営競技とは、競馬、競輪、ボートレース、オートレースなどの公営ギャンブルのこと。公営競技の始まりから今日までの変遷を、経済、政治的な観点で紹介する。
各公営競技の歴史についてまとめた本はあるが、4つの競技全体を俯瞰した本は。これが初めてかもしれない。新書に簡潔にまとめてあって、大変面白かった。
自分も競馬をやるので、JRAの歴史についてはある程度知っていたが、その他の競技については関心がなく全く知らなかった。JRA の売り上げが大きいことは、ニュースなどで報道されるけれど、意外にボートレースも人気がある。ボートは的中率が高くギャンブル初心者が入りやすいらしい。著者の経験も含めて、公営競技の様々なエピソードが紹介されている。
各公営競技の歴史についてまとめた本はあるが、4つの競技全体を俯瞰した本は。これが初めてかもしれない。新書に簡潔にまとめてあって、大変面白かった。
自分も競馬をやるので、JRAの歴史についてはある程度知っていたが、その他の競技については関心がなく全く知らなかった。JRA の売り上げが大きいことは、ニュースなどで報道されるけれど、意外にボートレースも人気がある。ボートは的中率が高くギャンブル初心者が入りやすいらしい。著者の経験も含めて、公営競技の様々なエピソードが紹介されている。
自分は、2000年代後半にJRA競馬を始めたので、この頃が競馬の基準になっている。JRA競馬の感覚で、地方競馬に行くと随分古臭さを感じたものだが、昔はそれが普通だったらしい。(馬券の発売方法やオッズの決め方など) ある意味、タイムスリップしたような印象があった。しかしネットで投票券が買えるようになると地方の格差が小さくなるとともに、地方競馬も息を吹き返したという話は興味深かった。(アイドルホース→ナイター開催→ネット投票の流れ)
著者は今後、公営競技の売り上げが頭打ちになるという予測をしているが、これが当たるか、また5年ぐらい経って、その後の状況を追補版として考察してもらいたいと思う。
何でもすぐに当り外れの話にしてしまうのが、競馬オヤジ。(^^;)
著者は今後、公営競技の売り上げが頭打ちになるという予測をしているが、これが当たるか、また5年ぐらい経って、その後の状況を追補版として考察してもらいたいと思う。
何でもすぐに当り外れの話にしてしまうのが、競馬オヤジ。(^^;)