キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

古い競馬本は使えるか(5)

2018年05月18日 | Book

「サラリーマンが血統で馬券を当てる簡単な方法」
2011年に発行された競馬本で「血統は万能ではないが、知れば確実に得する」と
著者は云う。「血統で買い続ければ、黒字にできる可能性が高まる」ということだが、
「可能性が高まる」という言葉が少し気になります。少し自信が無さそう。
まあどの馬を買っていいかよく分からないサラリーマンが、馬を選ぶヒントとして
血統に注目するのは良い事だと思います。だいたい競馬ファンは、自分の懐に
貢献してくれた馬、大好きな馬の血統を贔屓にするものです。
そういう血統の得意な条件を把握しておくと、予想にも役に立ちます。
この本では、代表的な産駒を短いコメント付きで紹介していますが、
2011年の発行から7年が経ち、今見ると、紹介している産駒の半数位が種牡馬を
引退しているようです。アグネスタキオン、ゴールドアリュール、サクラバクシンオー
スティゴールド、スペシャルウィーク、トーカイテイオー等、もう亡くなった種牡馬も
いますが、とりあえず産駒が現役でいる限りは、この本の記述は参考になりそうです。
分析内容が現在の状況と変わっていなければ、もう暫くは使えそうな感じです。

ちなみにオークス得意の血統は書いてありません。
血統的な傾向は無いようです。(サンプルが少な過ぎ??)
但し、勝ち馬の条件は、桜花賞上位馬、前走1着馬、内枠の馬だとか。

 

 


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