キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

※1980年代の風景~お店の行列、美味い物の定義

2015年03月06日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
【お店の行列 並んでも待つ根性】
東京に来て初めて見た不思議な光景、ラーメン屋に長蛇の列。ラーメンなんてそんなに大した食べ物ではないと思っていたので、お店に並ぶ長蛇の列を見てビックリしました。行列に並んで、何時間待っても食べたいという気持ち、その根性が凄い。
待って自分の番が来たら、待っている後ろの人達を気にしながらそそくさと10分で食べる。それで本当に味が判るのだろうか?そういう食べ方は嫌なので、行列を見たら他の店を探すことにしました。食事はゆっくり落ち着いて味わいたいものです。
【美味いものの定義】
そして何度も書いたが、美味い物の定義は難しい。東京に来るまで、食べ物の美味い不味いを意識したことがありませんでした。出された食事は、どんなものでも美味しく頂く。我家ではそういう躾でした。美味い不味いは気持ちの問題。美味いと思えば、美味くなる。東京では一般的に高価な料理=美味いという認識があります。その意識があると、高価な割に美味しくないとか、所詮安い料理だから不味いとか、そういう話になってしまいます。いつも絡むのはお金。お金でモノの価値を決めてしまう。当時は、それが東京人の悪い習慣だと思いましたが、
今では、地方でもその傾向があるようです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする