キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

F1 アメリカGPと競馬

2014年11月04日 | Sports
昨日、F1アメリカGPが行われたらしい。「らしい」というのは、今晩になってF1の結果をネットで知ったからだ。
1,2着は、いつものようにメルセデス。昨年まではレッドブルの定位置で退屈感を感じていたが、今年はメルセデスに置き換わっただけで退屈感は変わらない。1987年以来、海外出張等の不可抗力で見られなかった時以外は、録画してまで欠かさず見てきたF1だったのに、開催日を忘れるなんてことは一度も無かったのに、どうしてこんなにF1に対するモチベーションが低くなったのか。それは一言で言うと、見ても面白くないからだろう。
スタートの数周で大勢が決まってしまうと、後は流すだけのレース。順位が入れ替わるのは、ピットでヘマをしたり、アクシデントが起きた時だけ。そういうことに期待して2時間もレースを見るのに耐えられない。オーバーテイクが見所なのに、それが極端に少なくなった。
F1は2時間のレースで面白いのは最初の方だけ。逆に競馬は1分少々のレースの最後に大きなドラマが待っている。人間と馬という生き物同士の共同作業で不確定要素も多く、戦略や駆け引きもわかり易い。今のF1にはそういうものが無い。
先日見たフォーミュラーEという電気自動車のレースはとても楽しめた。車の性能差がなくて最後まで誰が勝つか判らないレースで、実際、最後に大どんでん返しがあった。F1に求められているのは車の性能ではなく、見ている人がドキドキするような人間臭いレースだ。今でも頑なに人間臭さを残すアメリカのストックカーやインディカーを見習うべきだろう。

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