今年の皐月賞はゴールドシップが優勝しました。
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ゴールドシップがV ワールドエースは2着 皐月賞(産経新聞)
3歳牡馬の3冠クラシック第1戦、第72回皐月賞(GI)は15日、中山競馬場の芝2000メートルに18頭が出走して争われ、4番人気のゴールドシップ(内田博幸騎手)が優勝し、優勝賞金9700万円を獲得した。2着には2番人気のワールドエース、3着にはディープブリランテが入った。4着はコスモオオゾラだった。4着までに日本ダービー(5月27日、東京競馬場)への優先出走権が与えられる。
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今年の関東は週末に雨が降ることが多く、中山競馬場も内側の馬場が荒れているために、レースでは多くの馬が外側の芝の良いところを選んで走る光景が見られました。皐月賞でも3コーナーから多くの有力馬が外側のコースを選んでいたのに対し、ゴールドシップ1頭だけが内側に切れ込んで良いポジションを確保し、そのまま優勝しました。テレビの解説者が、内田騎手の好判断を賞賛するコメントがありましたが、その通りのレースだったと思います。レース後の本人のインタビューでは、当初の作戦とは違ってレース中の位置取りで作戦変更したそうで、他の多くの馬が外に持ち出すから内側に入れたという判断が結果に結びつきました。下馬評は高くなかったけれど「競馬はやってみないと判らない」と言う言葉には、ベテランの余裕と自信が感じられました。きっと、4コーナーを曲がる時に「内だ~」という神の声が聞こえたのかも。(^^;)
応援していたのは、昨日のG1中山GJを制覇した柴田大地騎手が乗るコスモオオゾラでした。
良い位置に付けて粘りを見せましたが、結果は4着。道悪を気にしない馬なので、もう少し内側の経済コースでも良かった気がしますが、それでも4着に入れたのは収穫だったと思います。ダービーの出走権を確保したので、また次のレースに期待したいです。