キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

霧島アートの森美術館 翼

2006年08月14日 | Art & Collections
これは、霧島アートの森美術館の作品のひとつで、西野康造氏の「気流―風になるとき」(It Is Breezing 1999)というものです。
美術館による作品概要は、以下の通り。
チタン合金、コールテン鋼
900×810×420cm(翼水平安定時)
「霧島の大地にしっかりと足をおろした鉄の土台、赤く錆びていつからあったものかわからない。その上にとまった翼はカモメやオオミズナギドリなどの海鳥のものである。翼は目に見えない風や空気の流れを捉え、遠く下方の鹿児島湾と大空を背景に、ゆっくりと舞い続ける。そして知らぬ間に風と同化し、自然と一体のものとなる。こんなイメージでこの作品は生まれた。美術館のカフェテリアからじっと眺めていると、通り過ぎていった風や時間の濃淡が見えるかもしれない。」
というものですが、飛行機好きの私には、鳥の翼というよりもオットー・リリエンタールのグライダーを想像していました。彼のグライダーとは形は違うのだけど、骨組みの感じが似ているような、、。大空への夢みたいなものを想像させる作品だと思います。


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