さて、今年もいったんここで、わたしの年末年始のエッセイは終わりです。楽しんでいただけましたか。
一応この場所の管理人はわたしだということになっているので、定期的に顔を出します。出て来れないときは、ほかの仲間がここを管理します。
今の予定では、今年の中ごろにはもう一度帰って来ることにしています。だが確約はできません。何が起こるかわかりませんから。
去年は、わたしたちのこの時代での活動が、新たな段階に入りました。あなたがたの見えないところで、様々な天使が動いています。世界は変わらないようで、何かがものすごい速さで変わっています。気づいた時には、とてもおもしろいことになっているでしょう。今年はそれがまた、新たな段階に広がっていくはずです。
かのじょが生きていたころのこの人生は、もう遠い記憶になりかけている。この界隈の植物たちも、喪失の悲しさが現実味を帯びて来て、とてもつらそうな顔をしています。もう永遠にあの人に会えないのだということが、確実にわかってきたからです。
わたしたちも寂しい。眠っているかのじょが、生きて活動していたころ、この存在は、それはとてもかわいらしく、美しかった。神が創ってくださった、とてもかわいい美女でした。見ているだけで、心がやさしくなる。愛してしまうことが、これほど幸福だったとは、思わなかったというほど。
だがそんなことも、失ってみてから、初めてわかることだ。
乙女の星は、そういうかのじょの真似をして、しばらくはあなたがたの寂しさを埋めてあげたいという趣旨で、やっています。かのじょの心に自分の心を近づけるのも、心地いい。あの人のやさしさを、自分が帯びているというだけでも、今のわたしは幸せになれるのです。
また、語ってみましょう。この存在が、地上から消えてしまうまで。できるだけのことを、やっていきましょう。