春を告げる鳥

寒もどりがあったり強風が吹き荒れたりすることはありますが、ここのところめっきりと春めいてきています。
冬の鳥がまだこの辺りに居残っている中で、春の鳥たちが春の歌を歌い上げるようになって来ました。

カモ。

居残っている冬の鳥。

ヒバリ。

頭上で春の歌を歌うことが多いけれど、結構枯れ草の中に潜んでいることが多い。
突然飛び立つのでびっくりすることもしばしば。
それにしても、この寝癖は一目でヒバリとわかるねぇ。

春告げ鳥、と言えばウグイス。
２週間ほど前からここでも鳴くようになったけれど、僕にとってウグイスは鵺のような鳥。
声はすれども姿は見えず、と言うことが多い。
殆ど写真に撮れない。
この日もたくさん鳴いているなあ、と思っていたら。


すぐそばの葦原の中で鳴いていた。
曇っている上に逆光の位置で色が出ていないけれど、こんなに近くでウグイスに出会うのは初めて。


目の上の白い眉も何とかわかる。



ホー、ホケキョと一鳴き、あちこち飛び回る。


あーあ、行っちゃった。

鶯宿梅なんていったりするけれど、まだウグイスが梅にいるのを見たことはない。
メジロなら何度もあるけれど。
最近見なくなったウグイスパン。
餡の色はメジロ色、だよねぇ。

今日は長野県栄村で大きな地震のあった日。
東北地方太平洋沖地震の陰に隠れて忘れてしまいがちだけれども、忘れてはいけない日です。
東北の大きな揺れにおびえる中、深谷で眠れぬ夜を過ごしていたのを思い出します。