春の緑。

昨日の春一番はあまり感じませんでしたが、今日の北風はまさに暴風でした。
利根川ベリは直立すら難しい強風が吹き荒れ、この冬一番の風ではなかったでしょうか。

この風に砂埃が舞うのか、黄砂のせいか、それとも花粉の飛来なのか。
いつもよりも黄色っぽい空になった。



利根川ベリを歩いていても、この風だとなかなか鳥たちが見つからない。
支流にはオオバンが遊んでいた。
その対岸には、


緑の草が広がっている。

堤防には、

シロツメクサも芽吹く。

春が少しずつ広がっているのだ、と実感する。
数が少なかったホトケノザも群落を形成して咲き誇る。



そして・・・


ヨモギも新芽を出した。

明日は桃の節句、雛祭り。
僕の実家では雛祭りの日にはなぜか安倍川餅を食べる習慣があった。
今になってもなぜだかいわれがわからない・・・
もちろん、この節句の前にウスと杵で餅をつく。
そして、僕が小さい頃にはヨモギモチも一緒に作った。
祖母がこのヨモギの新芽を摘んできて手作りしていた。
もちろん、そのヨモギモチは菱餅の一番下（だったか？）になった。
白が雪の名残、赤が咲く花、緑が芽吹きをあらわしているのだったか？

文字通り、芽吹いた緑がもうすぐ大地を塗り替えていくのだろう。



モズさんも強風で大変そうでした。
明日は風は収まるようですが・・・・
寒くなりそうですね。