上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

嵐のあと。

2013-03-16 19:58:27 | 武州の道
今日は午前中は風もなく暖かでしたが、午後から少し風が強まりました。
まあ、そういっても風塵やら砂塵嵐やら煙霧やらが起こるほどのものではなかったのですが。

それでも今朝は結構冷え込んだ。
利根川ベリでは・・


先週よりも数を増やしたハナダイコンの花にも真っ白に霜が降りていた。


ホトケノザやカラスノエンドウにも。
いや、ここはナヨクサフジの蔓延る場所だから、ナヨクサフジか?

そういえば、ひらひら飛ぶ蝶も増えて、

モンシロチョウも飛び始めた。

日差しが強くなり、暖かくなったのでムスメさんを抱っこして散歩へ。


今日も白菜の花にセイヨウミツバチがたくさん集まっている。
白菜の葉はもう姿を消して、一目では白菜とわからない姿になっている。


さて、冒頭にも書いたけれど先週は随分と強い風が吹いた。
で、次の画像を。

この画像の右手に畑がある。
右手は北側、つまり冬の風上に当たる。

先週の強風の前にはここにこんな砂はなかった。

反対側。


こちら側にも砂がたっぷり。
ただ、一部穴が開いているところ(多分雨水を流すところ)があってそこだけ砂が飛ばされている。

・・・世界的に農耕地の表土の流失は問題になっているけれど、それを思い出させるような景色だった。
この畑も麦やらネギやら冬野菜やらが植えてあれば、ここまで砂が飛ばずにすんだのだろうけれど・・・
この時季って冬野菜も終わりの時期で、次の作物のために耕して施肥、つまり何も植えてない状態になることが多い。
休耕地ならばホトケノザやらナズナが根を張り、葉を広げて土を守ってくれるのだけれど、現役の畑ではそうは行かないのが悩みどころ。
実はこの畑とは別の畑では道路との境界に植えられた桑の切り株が埋まるほど砂が飛ばされていた。
そこを撮ろうと思ったのだけれど、すでに掘り返して畑に土を戻してあった。

何も植えていない畑と言うのは砂漠と同じようなものなのですね。
何も生えていない状態と言うことは殆どないはずなのですが、ちょうどこの時季だけは相も行かないようです。
そしてここのところ雨は降っていませんので、風に土を持っていかれてしまうことになります。
これが大規模に何度も起きると畑の豊かな、耕作に適した土が流され、生産力が落ちることになります。
単に洗濯物がじゃりじゃりに・・・と言う程度の問題では無いのですね。