上武散歩道

ダイエットのため毎日徘徊。
足で見つけた群馬と埼玉の情報を
綴ってみます。

遠望・・・猛禽四種

2013-03-05 19:26:51 | 上州の道
今までの寒さはどこへ行ってしまったのか、というような暖かな一日となりました。
啓蟄に相応しい陽気を迎えたといえるでしょう。
虫たちも本当に這い出てきそうな暖かさでした。

さて。
この週末の画像から。
ここのところ、猛禽類の美奈さんが僕のテリトリーにあまり姿を現してくれずに寂しい思いをしていた。
ノスリもまだまだ山に帰るには早いと思うのだけれど・・・・

まあ、ここのところ週末は風が強かったしなぁ。
と、おもったら。

この週末はそこそこの猛禽たちが姿を見せてくれた。
それはいいのだけれど、とっても遠かった・・・
換算600mmで覗いても豆粒どころか芥子粒程度。
思いっきりトリミングしないと種類もわからないほど遠い。

まずは比較的近くに来てくれた


トビ。
まだ朝焼けの残る土曜の朝に風に流されながら舞っていた。
舞っていたと言うか、風に流されてひしゃげているようだ。

久々に会えたのは


ノスリ。
いつもなら僕の歩くすぐそばに陣取っているのに、今年ははるか遠くの枝に止まっていることが多い。

このときも・・・

トリミングしないとこんなに遠い、日曜日の朝だった。

さらに遠かったのがこちら。
同じく日曜の朝。



はるか遠くで翼の長い鳥がホバリングしていた。
これはノスリがホバリングしているのかなあと思ったらちょっと様子が違う。


わかりにくいと思うけれど、翼がノスリよりも長い。
翼の下面がノスリよりも白っぽい。
顔の模様はわからないけれど、多分ミサゴだろうなぁ。
ホバリングしている場所も、実は川面の真上。
魚を狙っていたのだろうね。
ノスリなら葦原の上や草原の上を飛んでいたはず。

そういえばこの冬はミサゴによく出会う。
ただ、すごく遠い場所を飛んでることが多いのが残念・・・


一番近くに来てくれたのはこちら。

一瞬、キジバトかなと思ったのだけれども様子が違う。


飛び方が鳩とはちと違う。
キジバトの飛び方って水泳に喩えると平泳ぎのような印象を受けるのだけれど、この鳥はもっと身軽に舞っているような様子。

この冬見かけることの多いハイタカではないかなあ。

いろいろとあえて嬉しかったのだけれど、欲を言えばもっと近づいてきてくれないかなぁ。

今日は啓蟄。
そういえば、目覚めの早いニホンアカガエルはそろそろ目覚めて産卵、でしょうか?
今年は寒いからもう少しあとかなぁ・・・・