はぐれタゲリ。

今日は風もあまりなく、暖かく感じる一日になりました。
週末は風が強かったから余計にそう感じるのでしょうが。
それにしても、今週後半は２０℃を超える気温になるというのは本当でしょうか？

日曜日。
利根川ベリを歩いていたときのこと。



一匹のネコを発見。
この模様だと、叢では目立たないね。
トラが目立たないのもわかる・・・

この一瞬、彼はまさしく一頭のトラだったのだ。
彼の目線の先にいたのは・・・


君かい？
ツグミさん。

それとも、

君かい？
カワラヒワ君。

どちらにしてもロックオンされていたのは間違いない。
が、ハンター（僕のことね）の接近に驚いたトラはすごすごと退散した。
カワラヒワ君、ツグミさん。
僕に感謝したまえ。
なんてね。

とにかくこの葦原を抜けたところで出会ったのは、


食事中のタゲリさん。
ネギ（かな？）を掘った後の畑でうろうろしていた。
ここは堤防内に結構畑がある。
こちらは先に気づいたので、葦陰に隠れてそぉっと撮らせてもらった。

タゲリさんは気配を感じると距離があっても飛び発っちゃうからね。

向こうが気づいていないから後姿だけれど、これだけ近づいて撮れることはあまりない。
車だと近づけるのだけれど、歩いて近づけた最短距離じゃないかなあ。

左奥上から陽がさしてくれたので、結構タゲリさんの特徴である綺麗な光沢が写った。
欲を言えば側面から、いや、目だけでももう少し・・・


左足を上げている。
左目の端で僕の事に気づいたような・・・と思ったら、「みゅう～」と」一声残して消えていった。

そういえば、鳥を撮り始めた年はタゲリの当たり年でした。
同じ場所で、何度も出会いました。
それも５羽～２０羽くらいの群れで。

昨年は殆ど出会えず、今年は１羽～３羽の「はぐれ」タゲリさんとばかり出会います。
本隊はもっと暖かな、餌の多い場所まで南下しているのでしょうかね？